暖房効率をアップさせるポイントまとめ集

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
A bedroom in winter times, ArqRender ArqRender モダンスタイルの寝室
Loading admin actions …

暖房が欠かせない季節となってきましたが、そこで気になってくるのが家を暖かくする際の電気代や灯油代でしょう。今回は、住まいで使用する暖房の効率をアップさせるポイントをまとめて紹介していきたいと思います。意外なポイントや、すぐにでも効果を発揮してくれる方法もありますので、これを読んでこの冬を暖かく快適に過ごしていきましょう!

暖房器具の設置場所

暖房効率をアップさせるポイントとしてまず挙げられるのが暖房器具に設置場所です。基本的には、ヒーターやストーブは、窓辺に置くことがおすすめです。空気は暖められると上昇していき、冷やされると下降していくことから、冷気が入りやすい窓辺では常に冷たい空気が床へと流れていきます。そのため、ヒーターなどを窓辺に置くことで、窓から入ってくる冷気をそのまま温めてくれるため、冷気が部屋に広がっていくことなく、暖かさを感じやすくなります。

開口部の気密性・断熱性

上で述べたように、冷気のほとんどはや扉といった開口部から室内へと侵入してきます。この冷気の侵入を抑えていくことは暖房効率を大きくアップさせてくれます。つまり、開口部の気密性や断熱性を向上させることが重要となります。具体的には、窓を複層ガラスあるいは二重窓としたり、厚手のカーテンを取り付けることも冷気を遮断する方法の1つとなります。

暖房器具に合った使い方

暖房器具には様々なタイプがあり、それぞれのタイプに合った使い方をしていくことも暖房効率をアップさせるポイントの1つとなります。エアコンであれば、暖かくなるまでに時間はかかりますが、空気を循環させながら部屋を暖めるため、比較的広い部屋に向いています。ファンヒーターやオイルヒーターであれば、少し小さめの部屋を暖める際に適していますし、電気ストーブなどのタイプの場合、局所的ですがすぐに暖まりたい時に有効な暖房器具となります。

ファンや扇風機で空気を循環

暖かい空気は上へと上っていき、冷たい空気は下へと下がっていくことから、暖房器具だけで普通に部屋を暖めていると、天井付近がより暖かく、床付近はより寒いことになります。そうしたことから、その天井付近の暖かい空気をファンや扇風機を使って室内に循環させることも暖房効率アップのポイントとなります。こちらの株式会社スタイル工房が手掛けた住まいのように、吹き抜けのある大きな空間でもシーリングファンを取り入れることでより暖かさを感じることができる生活空間となります。

暖房器具を頻繁に点けたり切ったりしない

特にエアコンなどの暖房器具を使う場合、節電しよう思って頻繁に付けたり切ったりしていないでしょうか。実はエアコンなどはスイッチを付けた時に最も電気代がかかってしまうため、短時間の内にまたスイッチを付けるのであれば、自動運転モードに設定する方が自動で効率的な運転に切り替えてくれますし、電気代の節約にもつながります。

湿度管理

暖房効率をアップさせるには暖房器具の設定温度を下げることも方法の1つですが、無理に下げてしまっては快適性が失われてしまいます。そこでポイントとなるのが湿度管理です。冬の内は空気が乾燥しがちですが、室内の湿度を上げることで体感温度も上がるのです。また、低い湿度の環境ではインフルエンザなどにも感染してしまう可能性も高くなってしまいますので、湿度管理は暖房効率だけでなく、健康面でも欠かせないこととなります。ただし、湿度を高くすると結露を心配する方もいらっしゃるでしょう。結露対策については、「結露対策はどうすればいい?」を参考にしてみて下さい。

▶homifyで建築家を探してみませんか?無料で使える募集ページで見つけましょう!◀
募集ページはこちら

効率良く室内を暖めて快適に冬を過ごしていきましょう!コメントをお待ちしています!

住宅建設や家のリフォームをお考えですか?
ぜひご連絡下さい!

注目の特集記事