外観: 有限会社角倉剛建築設計事務所が手掛けた家です。

土間で繋がる二世帯住宅

JUTO JUTO
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住み慣れた既存住宅の建て替えによって生まれた二世帯住宅を紹介します。ゆったりとした敷地の北側にはクライアント所有の緑地が広がり、新たに計画された南側の庭と共に眺めの楽しめる住まいになっています。この二世帯住宅を手がけたのは角倉剛建築設計事務所。親世帯の平屋と子世帯の二階建てのボリュームが土間空間で繋がり、大屋根に包まれた程よい距離感を作り出しています。ではさっそく見てみましょう。

既存のエレメントを残した庭に映えるモダンな外観

都心から少し離れた郊外にある178坪ほどのかなりゆったりとした敷地に計画されたの254㎡ほどの建築面積を持つ大規模な住宅です。一部2階建てになっており総面積は約277㎡。さらに建物の北側にはクライアント所有の広大な緑地が広がり、自然の風景を十分に取り入れられるよう計画。外壁は耐久性のあるガルバリウム鋼板葺きでモダンな佇まいを見せています。

大きな開口を設けた南側のファサード

こちらは道路側の外観です。敷地は道路より1mほど高くなっておりさらに前庭を配置しているので、通りからの視線も気にならず、南側に向ってたくさんの開口を設けています。一番右は子世帯専用の玄関、テラスの前を通り屋根の架かったポーチから土間空間へ入ります。 横長に配置された建物は子世帯を2階建て、親世帯を平屋とし2つの居住空間を土間で結んだ完全独立型の2世帯住宅です。もちろん土間を介して双方に行き来きできるので、程よい距離感を保ちながら一緒に暮らすという安心感も生まれます。二世帯住宅も多様なデザインで建てられるようになってきました。「記憶を継承する二世帯住居の終の棲家」も参考にどうぞ。

傾斜天井が作り出す大らかな空間

親世帯のLDKを見てみましょう。片流れ屋根の形状が現れた天井は木張りで仕上げ、空間を引き締めています。大小の開口で庭空間と繋がる大らかなLDKはタタミスペースともフラットで繋がります。引き込み戸を閉めれば独立した和室に。作り込みすぎないデザインの神棚や床の間が現代のライフスタイルにも調和します。

各居室が繋がるシンプルな間取り

北側にも大きな開口をふんだんに設け、緑地の景色を借景として取り入れた広がりを感じさせる内部空間は、寝室と水廻り以外はのびのびと過ごせる ワンルーム型のプランを採用しています。左奥には書斎があり、窓の大きさを絞り天井に間接照明を設置して落ち着いた雰囲気に。リビング及びダイニングエリアの照明も極力控えめに設置し、すっきりとした空間を作り上げています。

親世帯と子世帯を繋げる土間空間

この住宅で大事な機能を果たす親世帯の玄関を兼ねた土間空間です。道路側から入り北側の庭に向って伸びやかに続く土間は漆喰壁、スレートの床、一体で造られた下駄箱やベンチ、そして母屋あらわしの天井で構成される和モダンなテイストの空間です。ドアの周囲には明かり取りをたっぷり設け、採光を確保。壁の照明は漆喰の質感を浮き上がらせ、趣きを演出。右手の開口から子世帯へ左手の開口からは親世帯の住空間へ入れるようになっています。

スキップフロアで構成される広がりを感じさせる住空間

子世帯は敷地の高低を生かしてスキップフロアで構成されています。専用の玄関から続くのは、大きな掃き出し窓を開ければテラスとその向こうの緑地まで広がるダイニングエリア。左手にはセミオープンのキッチンを配置し緩やかに繋がります。数段上がると吹抜けのあるリビングスペースです。オープンなデザインの階段を上がると水廻りや手摺を兼ねた本棚を配置したフリースペースが広がります。

連続する天井が一体感を強調

親世帯同様に連続する天井のおかげで一体感のある住まいになっています。こちらは2階の寝室で引き戸を全開すればフリースペースと階段や吹抜けを介して大きな開口越しに北側の庭まで視線が抜け、より開放感が感じられる間取りになっています。造り付けの収納をたっぷり確保したこの部屋は将来的に2つに分けられるように計画されており、家族の成長と共に変化に対応可能な住まいになっています。

庭の風景を取り入れたゆったりとした二世帯住宅、住み心地が良さそうですよね。皆さんはどう思いましたか?
FingerHaus GmbHが手掛けた家

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