家を建てるためのプロセスとは

林 直樹 林 直樹
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家を建てることが決まったら、家がどのようなプロセスでつくられるかを知っておいたほうがいいでしょう。全てを建築家や工務店に任せるのではなく、積極的に家づくりに参加して、理想の家づくりを目指しましょう。家づくりのプロセスを知ることで、どういうことが実現でき、何が実現できないかを知ることができます。この記事では、家づくりのプロセスを、段階を追ってご紹介します。

住宅の種類

家を建てる時にはまず住宅の種類を知らなければなりません。住宅の種類を知るためには、土地の種類を知ることから始めましょう。土地は大きく所有権と借地権に分けられます。今、新しく住宅を立てようとしている土地はどちらでしょうか?どちらも一長一短がありますが、一般的には一戸建ては借地権のほうが多いと言われています。それから用途地域と言って都市計画で定めらた建築物の用途(この記事では住宅となります)から建ぺい率、容積率などの制限が発生します。まずは土地に関するルールを知り、どのような住宅が建築可能なのかを知るところから始めましょう。

平面計画

土地について理解ができたら、平面計画をスタートさせます。近くに通っている道から住宅の玄関までを想定し、そこから1階部分の平面を計画していきます。大きなリビングを描いたり、キッチンからダイニングまで繋がった空間を描いても構いません。平面計画は、住宅の機能を大きく左右するのでじっくり検討しましょう。特に将来増えるであろう家族のことを考えた暮らしやすさに加え、トイレや駐車場などの実際に必要になってくる部分まできっちりと土地の中に収めなければいけません。平面計画は住宅のマスタープランになりますので、理想の家をとことん追求してください。写真は小野里信建築アトリエの石井の家。

予算計画

Hill-Top House (Renovation): Sakurayama-Architect-Designが手掛けたキッチンです。
Sakurayama-Architect-Design

Hill-Top House (Renovation)

Sakurayama-Architect-Design

平面計画ができたら次は予算との整合性を確認しなくてはなりません。多分家を建てる時にはすでに予算が決まっていると思いますので、その建築予算に見合った平面計画、設備計画などを練り直していきます。単純に面積狭くすれば予算が下がるわけでなく、建築の工法や素材によっても大きく左右されますので、あまり悲観的にならず、じっくり検討してみてください。そして予算を割く順序をきっちりと決めましょう。予算オーバーになりそうな時に、プライオリティを決めていると予算削減のポイントで揉めることが少なくなります。キッチンについてはこちらも参考にしてみてください。

エクステリアデザイン

次に建築物の外側のデザインを行います。どんな素材、色でできていて、どこに窓が開くのでしょうか。特に面している道路側から見た建築の立面は、まさに建築の顔であり、住んでいる人の生活を想像させるものですので、じっくり検討して下さい。駐車場を家に組み込む場合は、車の出し入れのこともしっかり考えなければなりません。

空調や水回りのデザイン

Y8-house「木と石の家」: Architect Show co.,Ltdが手掛けた浴室です。
Architect Show co.,Ltd

Y8-house「木と石の家」

Architect Show co.,Ltd

空調や水回りなどの、必要となる設備計画はこの段階で行います。おおよそ平面と外構デザインが決まっているはずですので、どういった水回りの設備を購入するかを検討する場所になります。そして、キッチンやトイレ、バスなどは価格の幅が広く、グレードが高い製品はそれに見合った価格が必要となります。設備は予算を圧迫する大きな要因ですので、優先順位をつけて、平面計画と予算計画に見合った設備を購入するようにしましょう。

電気工事

電気工事はこのタイミングで考えることになります。照明をどこに配置するか、コンセントの位置、など電気が必要となるすべてのものをきちんと確認する必要があります。もしこの段階できちんと電気工事のことを考えないと、家の中がケーブルだらけという事態になりかねませんので、きっちり検討しましょう。またガス、水も同様です、あまり水回りが分散していると、上下水道までの配管が長くなってしまいます。

インテリアデコレーション

最後にインテリアデコレーションを考えます。平面計画である程度計画していると思いますが、このだんかいではより具体的に3次元で考えます。例えばあなたが今持っている本はどれぐらいあり、どのサイズの本棚が必要?など具体的に持ち込む荷物を計画に落とし込んでいきます。このタイミングでは設計のソフトウェアが役に立つかもしれません。

いかがでしたでしょうか。皆さんの感想お聞かせください。コメントお待ちしております。
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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