料理好きにとって、キッチンはインテリア性とともに機能性が求められる重要な場所です。集中して調理ができる、収納が充実している、家族やゲストと交流が取れる、など求められる要素が叶う理想のキッチンを思い描き、憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは料理がしやすいキッチン5選です。さまざまなスタイルのあるキッチンを参考に、自分だけのオリジナルキッチンを取り入れてみてはいかがでしょうか!
竹内建築設計事務所が手がけたこちらの家は、ゆるやかに外部とルーバーによって仕切られたセミオープンコートを持つ住まいです。プライバシーを確保しつつ、外部に対して閉じすぎていないフレキシブルな空間が意識されました。木のぬくもりが溢れる和モダンなインテリアの室内は、天井にある梁が優しい雰囲気を作り出します。キッチンはL字型の壁面付けと、リビングに面したシンク付きの調理台が設置されています。調理台を回遊しながら料理ができ、複数人での料理を楽しんだり、ときにはバーのような使い方をすることも可能です。本住宅については「ゆるやかに囲まれた中庭があるナチュラルな雰囲気の住まい」で詳細をご紹介しています。
汚れても、古くなっても、幸せで可愛い家を目指したい、という住まい手の願い。料理研究家である住まい手のための家を、ATELIER Mが手がけました。オランダのアパートメントのような家をイメージし、料理に必要な設備機器を検討しながら使いやすい素材や高さなどのディテールも検討されました。海外の、古くなっても味のあるような家を目指したインテリア性と、仕事とする料理がしやすい空間が実現したキッチンです。本住宅については「サロンのある家-古くても可愛いおうち-」で詳細をご紹介しています。
エヌ スケッチの手がけたこちらの住まいは、代々受け継がれている住まいの改築と、新築部分からなる家です。座敷を別棟として残し、通り土間によって新築部分とのつながりをもたせました。景色の眺めを楽しむようにデザインされた新築部分は、リビングに大きな窓があるのはもちろんのこと、L字のキッチンの眼の前にも外の眺めが楽しめる長方形の窓が設けられています。木製のカウンターが優しい雰囲気のL字型キッチンは、カウンターと一体になったような雰囲気でインテリアに調和。味わいのあるペンダントライトのダイニングを囲むように、広々とした空間で料理や食事、会話を楽しむことができるでしょう。本住宅については「古き良き伝統とモダンのハーモニー!通り土間がつなぐ快適な住まい」で詳細をご紹介しています。
藤原・室 建築設計事務所の手がけたこちらの住まいは、分譲地の端、変形地に立つ三角形の家です。北側に建物が比較的建ちにくいメリットが望め、プライバシーを比較的確保しやすい場所にあります。住まい手のこだわりが詰まったキッチンは、L字型の配置でリビング側の対面と、景色を眺められる壁付けが両方叶うオープンキッチンです。住宅のインテリアに調和するウッド素材に、エッジが効いたステンレスの天板はディテールや機能性にも配慮された佇まいが魅力。料理を思い切り楽しみ、家族やゲストとの会話もしやすい空間です。本住宅については「高台に建つ三角形の住宅」で詳細をご紹介しています。
MASAKI YAMADA ARCHITECTUREの手がけたこちらの家は、全面をルーバーで覆われたファサードが印象的な住まいです。このルーバーの向こうには、小さな家を抜けるような個性的なアプローチが隠れている、わくわくする雰囲気を感じることが特徴です。キッチンは壁付け+シンク付きで広い天板のセパレートスタイル。コンパクトな空間でも広々と感じさせ、カウンターも兼ねることができるシンク側のキッチンはキッチンに立つ人と家族がそれぞれの作業をしながらも近くに感じられます。トップライトがあるため明るく、心地よい空間を楽しむことができるでしょう。本住宅については「two.」で他の写真をご覧になることができます。
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