カーペットとカーテンのあわせ術

A.Imamura A.Imamura
Casa Santiago 49, Taller Estilo Arquitectura Taller Estilo Arquitectura モダンスタイルの寝室
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素敵なカーペットとカーテンの組みあわせを見ると「素敵だなぁ」と感心する一方、いざ、自分の部屋にカーペットとカーテンを選ぶとなると、とても迷ってしまいますよね。最終的にカーペットとカーテンの組みあわせで完成した部屋を見て「失敗した… 」と感じた方も多いのではないのでしょうか? 今回は、そんなカーペットとカーテンの上手な組みあわせのポイントをご紹介します。

カーペットとカーテンの組みあわせの大切さ

カーペットとカーテンは壁や天井と同様に、部屋の面積を大きく占めるアイテムです。遮光のためのカーテン、また何気なく足下にあるカーペットですが、お部屋の印象をガラリと大きく変えてしまうものです。また、カーペットの上には家具などが置いてあることがほとんどなので、一度敷いてしまうと取り替えるのはなかなか大変です。どんなお部屋にしたいか、そのためにはどんなカーペットが合うのか、カーテンの色は何色か、思い浮かべながら選びましょう。


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カーテンとカーペットの選ぶ色をあわせる

こちらは壁のベージュカラーにあわせて、同一色のベージュでカーテンとカーペットを統一したベッドルームの一例です。同一色でまとめることによって、部屋が広く感じられます。またカーテンのレースあわせて選ばれたストライプ柄のカーペットで、統一感がありながらも部屋にリズムが生まれます。白やベージュ系の同系色でカーテンとカーペットを選ぶ際は、単調にならないように色のある椅子等を置くとアクセントができます。


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カーペットのサイズと置き場所

こちらは、DWARFが手がけるダイニングルーム。カーテンとカーペットを選ぶ際は、家の雰囲気にあわせスカンジナビアンスタイルとカントリーのミックススタイルで統一されています。カーペットには、空間の「区切り」の役割もあります。例えばソファーにカーペットを置いてくつろぐ場所をダイニングと別けたり、ダイニングテーブルの下に置いて、オープンキッチンと空間を隔てたり。置く場所によって選ぶサイズも異なるので、ダイニングテーブルの下に置く際は、とくにテーブルと椅子が占める大きさを考慮してサイズを選びましょう。


【住まいづくりついては、こちらの記事でも紹介しています】

 カーペットのメリット・デメリットまとめ

どのくらいのサイズの大きさのカーペット?

こちらはポーランドのインテリアデザイナー1852Mが手がけるベッドルーム。真似してみたいのはベッドルームのカーペットサイズの選び方です。お部屋のアクセントとしてベッドサイドにカーペットを置く場合は、あまり大きくない長方形のものを選んでみましょう。床面積がカーペットでほんの少し隠れるだけで、お部屋の雰囲気が引き締まります。

暗めのカーテン?それとも明るめのカーテン?

カーペットを明るい色にして、壁やカーテンに濃い色を使うと、シックで落ち着いた印象になります。あまり濃い色を選びすぎると狭く暗い印象になってしまうので気を付けましょう。写真のように、カーテンや天井は白にすると、落ち着いたリラックス感のあるお部屋になります。白い明るめの色のカーテンを選ぶ際は、テキスタイルの質感や柔らかさなどで強弱を出したり、同じ白ベースのカーテンでも異なる色味を選ぶと単調になりません。

ミックススタイル

インテリア上級者におススメは、カーテンとカーペットのミックススタイル。写真のように、壁も床も白いお部屋にあえて同一の白のカーテンとベッドシーツを選び、カーペットにビビッドな色味のものをあわせることで、カーペットの色味が華やかに空間に冴えます。カラフルなカーペットを大人のインテリアで取り入れたいときは、ダークな色が入った、幾何学模様などの単純な柄のカーペットを選び、その中の1色をベッドシーツやカーテンなどの他のアイテムと揃えるのがおしゃれに仕上げるコツです。


【カーテンとカーペットについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ カーペットのメリット・デメリットまとめ

※ カーテンの種類の選び方

※ カーテンの種類まとめ集

追記:カーテンとカーペットを選ぶ実例1

こちらは、空間を引き締める黒のスチールフレームのガラスパーテーションが印象的な住まい。黒い窓枠の存在感が強い空間に敷くカーペットは、ソファと同系色の濃いダークブルーを選んで空間をしっかり引き締めます。そうすることで黒のスチールフレームだけが浮くことなくインテリアのまとまりが生まれます。

追記:カーテンとカーペットを選ぶ実例2

こちらは明るい採光が差し込む南の開口部に面した大きなLDK。縦長形状に約10mの奥行きがあり迫力満点です。特徴的な空間の奥行きが映えるようにカーテンとカーペットを選ぶ際は、ソファ、カーテン、カーペットを同系色にまとめています。敢えて色によって視線が遮られないので、大きな大空間により一体感が生まれます。

カーテンとカーペットを失敗せずに選ぶコツはつかめましたか?是非、コメントを書いてください!

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