スピンオフ: Smart Running一級建築士事務所が手掛けた木造住宅です。

​地域性を継承して生まれ変わった斬新な住まい

JUTO JUTO
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住まいを取り巻く環境が変わることで、暮らしの舞台も新たにしていく必要性が生まれる場合があります。今回ご紹介するのは、寂れてしまった商業地域に元々あった店舗兼住宅を建て替えに伴って住宅のみに変更するプロジェクトです。制約のある立地の中で周辺環境の文脈を継承しながら設計を手がけたのはSMART RUNNING。ユニークなコンセプトから生まれた唯一無二の住まい、さっそく見てみましょう。

モダンなのに周囲と馴染む3階建ての住宅

以前は海沿いの栄えた商店街であった商業地域にあるこの敷地には、もともと施主が営んでいた店舗と住まいがありました。建て替えの際に考慮したのは、隣の建物と同様に道路に接したファサードを設けることで、商店街特有の街並みを保つこと。さらに眺望を望むべく3階建てにしています。

抜け感のある佇まい

周囲の既存建築とは一線を画す建物ですが、一定のロットに収まったミニマルなデザインと同一線上に揃えたファサードのおかげで新しい表情を添えると同時に近隣と程よく馴染んだ佇まいを見せています。必要な床面積を3層に振り分け、その他を削り取り外部空間とすることで狭小地にありがちな窮屈感から解き放ち、快適な住空間を生み出しています。「SOHOのある建築家の自邸」は事務所兼用の住宅ですが、同様に街並みや地域性を意識したプロジェクトです。

ガレージのデザインを考えてみる

2層分の高さを持つ接道部分のガレージ兼中庭です。作り込みすぎないデザインによって様々な用途に使えそうな外部空間ですよね。奥は北側に設けたルーフテラスと繋がる開口で、空まで視線が抜けていきます。また室内と繋がる開口もガレージに向けて設置し、内外に程よい関係性をもたらしています。

作り込みすぎないデザインが生活の質を上げる

こちらは1階の玄関ホールで階段室でもあります。潔いほど真っ白な空間がお洒落ですよね。床と壁の間に目透かしを設け、ミニマルでありながらデザイン性の高い仕上げになっています。無駄なものを省くほど生活そのものが充実し、結果的に質の良い暮らしが実現するのではないでしょうか。

玄関ホールと一体化する寝室

玄関ホールから続く主寝室です。天井まである引き戸で仕切るようになっているので、普段は開け放しにしてワンルームとして活用。暗くなりがちな空間に程よく光が届き、さらにグリーンの造作家具がアクセントとして空間を華やいだものにします。

ディテールが美しい階段

まるでレースのように繊細な表情と質感を醸し出す階段はエキスパンドメタルを使っています。上下階を通過して家全体に光が広がるようになっており、限られた面積を有効に使いながら住性能をきちんとクリアしています。簓桁兼手摺となる部分にはシックなパターンの壁紙を採用し、エレガントな雰囲気を強調。

階段ホールの延長としての居室

各階の居室は階段ホールの延長として計画され、こちらの子ども室は最小限のプライバシーのみを取り入れ、より開放感を持たせて空間になっています。開口から入り込む光が柔らかに内部空間を包みこみ、陰影を作り出しています。この子ども室のキーカラーは爽やかな水色。

使いやすい上にお洒落な水廻り

浴室は2階に設置しています。FRPトップコートで仕上げたフラットな空間はやはり白で統一。最近西欧風にトイレと洗面をまとめ、ガラスで仕切った浴室が人気です。空間に繫がりが生まれ、開放感や明るさが期待できる上、面積に無駄が出ないのでお勧めです。こちらの洗面室から北側のルーフテラスに出られるようになっています。

風景を楽しむLDK

ガレージ兼中庭の上部のボリュームにこのLDKが収まっています。床から天井まである大きな開口が街並みを切取り、抜け感を出しています。周囲の建物よりちょっと背が高く、今までとは異なる風景を眺められるようになりました。床にはパインの無垢材を使用。

存在感のある造作家具が空間を豊かにする

存在感のあるオレンジ色の造作家具はキッチンとダイニングそしてリビングを緩く仕切る役割をすると同時に必要なものをたくさん収めています。リビング側には神棚と仏壇、キッチン側には電化製品やカトラリーを仕舞えるようになっているんです。機能性に富んだ斬新なデザインの収納が空間のアクセントにもなっています。

ディテールにこだわりつつミニマルに仕上げた空間がたまりません。皆さんはどう思いましたか?
FingerHaus GmbHが手掛けた家

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