ファサードにルーバーを取り付けるメリットは?

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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今回は、ファサードの外側にルーバーを取り付けた時のメリットを紹介したいと思います。最近の環境に配慮した住宅人気から、建物の外壁にルーバーを取り付けようかと考えたことはあるのではないでしょうか?そのルーバーは太陽光を遮断して、夏の室内温度を調整するだけでなく、他にも機能的なメリットや優れたデザイン性を兼ね備えています。後からの取り付けもそれほど難しくないので、ルーバーのファサードにリノベーションしてみてはいかがでしょうか?

便利な可動式

外付けのルーバーには様々種類がありますが、ルーバー自体を動かすことができるものもあります。それによって、日差しの強いときはルーバーで遮り、気持ちのいい日差しを室内に取り込みたい時や窓を開けて外と内をつなげたい時などは、ルーバーを上にあげたりすることができます。横にスライドするタイプや上に持ち上げて庇のように使うことができるものもありますので、家の広さやデザインに合ったルーバーを選んでみて下さい。

断熱効果

外壁にルーバーを取り付ける目的の一番は、その断熱効果を期待している方は多いと思います。そのルーバーの一種として、外壁にすのこのように木の板を取り付ける「ファサードラタン」というものがあります。こちらの君島弘章建築設計事務所が手掛けた住宅の外壁にはそれが使われていて、直接内側の外壁に日光が当たるのを軽減し、室内に外壁の熱が伝わりづらいようになっています。窓だけではなく、外壁の断熱を考えてあげることもとても大切になってきます。

遮音性

大きな道路に沿って建っている住宅は、車の騒音に悩まされると思います。そんな時にも、外付けのルーバーは効果があります。こちらのかわつひろし建築工房が手掛けたアトリエ付住宅は、幹線道路沿いに立地しているため騒音対策としてルーバーを使い、ファサードとの間にも大きな空間を設けています。「盆栽に囲まれて生活をしたい」というクライアントの希望から、ルーバーにはその盆栽用の棚が備え付けられています。ルーバーに色々と機能を組み合わせると、ファサードが豊かになりますよ。

光を取り込む

ルーバーと聞くと、太陽光を遮断するというイメージがあるかと思いますが、反対に光を室内に取り込むこともできます。こちらの株式会社ヨシダデザインワークショップによる建物は、南側の窓に「ライトシェルフ」という反射板を持つ庇を設置して、室内の奥まで反射光が届くようになっています。冬はそれで反射光を取り込み、夏はやわらかい光を室内に取り込むことができます。

写真:北嶋俊治

視線を柔らかく遮る

外からの視線が気になるけど、壁をつくって太陽光や風は遮断したくないと思っている方は、ルーバーを使ってみてはどうでしょうか。こちらの石井設計事務所による住宅は、道路に面するテラスをルーバーで囲い、外からの視線を気にすることなく、外の空気を楽しめるようになっています。また、リビングとテラスを分ける折れ戸を開ければ、外と内の空間がつながり、コンパクトながらとても豊かな住宅となっています。

豊富なバリエーション

家の表情となる外観に取り付けるので、そのルーバーのデザイン性はとても重要です。ルーバーの水平方向の線をうまく利用すると、とてもシンプルで落ち着きのある外観にすることができます。ルーバーの隙間の大きさを変えられる可動式のものもありますし、素材も木やアルミなど建物の本体のデザインに合わせることができます。こちらの住宅の外観のように、柔らかく中の雰囲気を写し出すルーバーと堅く重厚な黒いタイルを組み合わせて、外観に変化とリズムを取り入れてみてはどうでしょうか。

ルーバーを使ってより住み心地のいい家にしてみて下さい。ぜひコメントを書いてください!
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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