空間を縦に利用する:バルコニー・ガーデニング

Rei Watanabe Rei Watanabe
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全く緑のない住まいというのは、生命力に欠け、何となく無機質ですね。少しでも緑があると生活に瑞瑞しさ加わり、気持ちがよいものです。誰もが庭のある一戸建てを手に入れることが出来る訳ではありませんから、室内やバルコニーを利用して、ガーデニングを楽しみたいですね。バルコニーの限られたスペースを活用してガーデニングを楽しむ参考になればと、空間を縦方向に利用したアイデアを集めました。

すぐに真似したいシンプルなアイデア

In&Out Gardenが手掛けたベランダ
In&Out Garden

Végétalisation

In&Out Garden

GENIUS LOCI PAYSAGEのこちらのアイデアは、手軽に参考に出来そうですね。シンプルな木のボードが壁に掛けてあります。その木製ボードに、S字型の金具で植木鉢が掛けられており、様々な種類のグリーンを鑑賞できます。同色・同素材で統一されている植木鉢の、大きさの異なるものが混ざり不規則な位置に掛けてあることが、作られ過ぎていなくて素敵です。

フレキシブルな棚

Asilvestradaが手掛けたベランダ
Asilvestrada

Como dar vida a tu terraza abandonada

Asilvestrada

こちらも無造作さが心地良いです。ASILVESTRADAは、空き箱を利用して縦方向のスペースを作り出しています。このような箱でしたら位置や積み方を変えるだけで、全体の印象を変えることが出来ますし、天候を考慮して位置を移動させることも簡単です。台風や冬期などはすぐに片付けることが出来ますし、空いている箱はガーデニング用具の収納としても使えます。今日すぐにでも真似できるアイデアです。

緑のカーテン

SABIGARDENは金網を設置したバルコニーに、蔓植物を中心とする植栽をすることで縦方向の緑を演出します。家では薄着になりがちな夏場は、緑のカーテンが目隠しとしても機能します。そんな夏の日は、暑すぎる陽差しを遮りながら風は取り込みます。マダカスカルジャスミンの間を通ってきたそよ風は甘い香りがするでしょう。逆に日光を取り入れたい冬場は植物のボリュームも下がりますから、自然の自動調整シャッターといったところです。

花格子

土間でサンマの焼ける家: ユミラ建築設計室が手掛けた壁です。
ユミラ建築設計室

土間でサンマの焼ける家

ユミラ建築設計室

ユミラ建築設計室によるこちらの棚は木の格子にアクリルを張って仕上げられています。こちらのお宅では中庭と隣家との境の壁として造られたものですが、バルコニーにも取り入れたいですね。アクリル板があることで植木鉢が落ちる心配もありませんし、半透明の板を使用していることによって自然光を柔らかく取り入れます。直射日光を嫌う観葉植物にも優しいですね。

盆栽ギャラリー

かわつひろし建築工房は盆栽のアトリエを持つクライアントの為に大規模な棚を造りました。ルーパーも兼ねたこちらの棚は、大きめの盆栽鉢もしっかりと受け止めます。手塩にかけて育て上げた作品を並べたら、何往復もして眺めていたいギャラリーになりますね。

寛ぎ×癒し

光の庭に隣り合わせの浴室です: 加藤將己/将建築設計事務所が手掛けたベランダです。
加藤將己/将建築設計事務所

光の庭に隣り合わせの浴室です

加藤將己/将建築設計事務所

加藤將己/株・将建築設計事務所によるこちらの家では、光の庭と名付けられたガラス張りの中庭に面する窓が、浴槽のすぐ上についています。ガーデニングで一汗かいた後の入浴時間に、育て上げた植物をじっくりと眺めることができます。緑を目にしながらの入浴は、リラックス効果も倍増します。

塀の内側に溢れる自然

株式会社ムサ・ジャパン・ヴェルデによる木製の塀です。植物を置いて・掛けて・絡ませて、美しい塀です。立地によってはしっかりと目隠しをしておきたいバルコニーもあります。このように塀を作ってしまっても、自然素材を使うことで、開けておくよりも却って自然に近い印象を与えます。

壁面緑化・ミックス

MEGA ARQUITECTURAによる壁面緑化です。木枠や棚などとは違って、植物を直接壁に植え込む方法です。一見素人には難しいように見えますが、初期工程を終えれば後のメンテナンスはそこまで難しくありません。パネル状のものは部分ごとに取り替えも可能ですから、時間を掛けて環境や自分に合った植物を見つけてゆけば良いでしょう。

壁面緑化・シングル種

MONICA RIO VERDE PAISAGISMOによる壁面緑化は、一種類のシダで統一し、額縁のような木枠で壁面へのメリハリを付けました。白い壁と木製の枠、シダの黄緑のコントラストが美しいですね。日陰でも育つシダは、湿気にも強く日本の気候に向いています。身を投げ出して寄りかかってしまいたい壁面です。

壁面緑化・アクセント

DF ARQUITECTOによるこちらの壁面は葉振りの大きなシダをアクセントとして使用しています。ロニセラニティダやオオイタビなど手入れの楽な品種をベース部分に、アクセント部分のみ取り替えて季節を楽しむというのも一つの方法ですね。日々のガーデニングの成果もこの域に達したならば、人を呼んで見せびらかさずには居られませんね。

場所が無いなんて言い訳をやめて、すぐにガーデニングを始めたいですね。ご感想お待ちしております。
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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