自宅で思い切り演奏が楽しめる!防音室のある個性的な家

K.Yokoyama K.Yokoyama
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今回は、趣味の音楽を自宅で思いきり楽しめる、防音室が作られた個性的な住まいをご紹介します。手掛けたのは、兵庫県を拠点に活動する一級建築士事務所HAUSです。住宅が密集する地域にあるため、デザインなど随所に工夫の見られる住まいとなっています。防音室のある個性的なこの住宅、一体どんな様子なのでしょうか?さっそく見て行きましょう!

モノトーンの個性的な外観

住まいのロケーションは神戸市。住宅密集地にあり建物の高さ規制も厳しい中、快適な住宅を実現するために、住まいはとても個性的なデザインになっています。気持ちがキリっと引き締まるようなモノトーンに、シャープな建物のラインが青空に良く映える住まいの外観です。白い建物に黒い屋根が被されているかの様にデザインされた住まい全体のフォルムが、不思議な立体感と佇まいを生み出しています。1階には、建物からくり抜かれたかのように、玄関アプローチ兼駐車スペースが設けられました。室内は一体どうなっているんだろう?と興味が湧いてくるような、ワクワクする住まいの外観ですね。

落ち着いた雰囲気の玄関

黒いドアとタイルに、温かい色味の木のフローリングが組み合わされ、落ち着いた雰囲気の玄関の様子です。ナチュラルな素材を取り入れると、それだけで空間が柔らかく優しい雰囲気になります。この玄関なら、疲れて帰って来た日も、「ただいま」とドアを開けれた瞬間に、ホッとした気持ちになれることでしょう。壁面には十分な収納を設け、その扉の一つは姿見としても機能します。

好きなだけ音楽を楽しめる防音室

音楽好きにはたまらない、1.5階にある防音室の様子です。ピアノやギターを一人で好きなだけ練習するのはもちろんのこと、誰かと一緒にここでセッションをするのも楽しそうです。防音室にはFIX窓が設けられており、2階のリビングから、防音室の演奏の様子を眺めることが可能となっています。自宅にレコーディングスタジオの様な施設があるなんて、とても贅沢ですね。この防音室さえあれば、ご近所のことを気にせずに、好きな時間に好きなだけ演奏を楽しむことが出来ます。

明るく優しい雰囲気のリビング

2階のリビングダイニングスペース。木の温もりが優しいフローリングと天井が印象的なくつろげる雰囲気の空間です。さらに、高窓からは外の明るさを十分室内に取り入れつつも、周囲からのプライバシーは守られている作りとなっています。右に見えるのは、ルーフバルコニーへの階段。法規上の規制により、透明のポリカーボネートが設置されていますが、それが逆にインテリアのアクセントとなっておりとてもお洒落な仕上がりです。

たっぷりとある収納スペース

違う角度から見たリビングの様子です。壁は全面壁面収納としているため、部屋に家具や物があふれることはなく、空間全体がミニマルでスッキリとした印象になっています。テレビボードも上手に壁に収まっていますね。この収納部分は、急勾配のある黒い屋根の裏側部分に当たります。防音室の上はルーフバルコニーとなっているのですが、バルコニーに面する壁の一部に広い開口を設けることで、室内に気持ちのいい風や光を届けてくれます。防音室に面して床が一段下がっている部分は、2つ目のミニリビングスペースとしても利用が可能。作り付けのデスクもあります。

六甲山をのぞめるルーフバルコニー

こちらは、リビングから階段を上り、2.5階にあるルーフバルコニーの様子。北側には六甲山がのぞめます。ここで、読書など自分の自由な時間を過ごしたり、家族や友人と集まったりするのも気持ちが良さそうですね。空を身近に感じられる開放的な雰囲気で、住宅密集地にある住まいということを忘れさせてくれるような、快適な場所となっています。

防音室のある個性的なデザインの住まいについて、いかがでしたか?コメントをお待ちしています!

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