コットンのシャツよりシルクのシャツに心地良さを感じたり、居酒屋よりバーの方がくつろげるように思ったら、さあ!お部屋も大人インテリアに変える時期かもしれません。しっとり落ち着く空間で、今までとは違った大人の時間を楽しんでみませんか?
大人になると自分の好きな色というのがはっきりしてきます。そこで、好みの色を大人インテリアにも取り入れて個性を表現してみましょう。きっと今までとは違った新鮮な気分にさせてくれます。壁の色を濃くするのは勇気がいりますが、写真のように白をベースとしたフォトフレームを壁に飾ることでバランスが取れます。
今まで良いと思わなかった高価な家具を見て、どうしても欲しくなったことはありませんか?これは趣味が変わったのではなく、あなたの物を見る目が磨かれたせいです。お金にも多少余裕ができたら素敵な家具をまずは一点手に入れましょう。デザイン性の高い家具が、なぜ何年も前から世界で愛されてきたのかが理解できるはずです。“ホンモノ”を身近に感じて、さっそく大人インテリアを始めてみませんか?
家で過ごすことが多くなってきたらキッチンも大人インテリアに模様替えする頃です。友達を招いたりパートナーと食事を楽しんだり・・・そんな大人の暮しのためには写真のようなバーカウンターがお勧めです。量より質のおつまみと、とっておきのワインがあればおもてなしの演出は完璧です。飾りたてることなく、でもこだわりがある、そんなシンプルな空間が “大人インテリア” と言えるのではないでしょうか?
ベッドルームを大人インテリアでまとめるために、まずは質の良いベッドマットを選ぶことから始めましょう。後はできるだけ物を排除して“心地良い眠り” だけを心掛けてコーディネートしましょう。写真は株式会社KADELが手掛けた住宅のベッドルームですが、高さをずらした開口のデザインが絶妙ですね。テラスを内部に引き込んだことも外とのつながりを作りさらに開放感を感じさせます。
バスルームに求めることは“豪華”ではなく“くつろぎ”です。大人になると気持ちにも余裕が出てくるので、シャワーで簡単に済ませるのではなく、ゆったりとバスタブに身体をしずめて一日の締めくくりを味わいたいものです。
しっとり落ち着いた大人インテリアの演出には、ライティングの役割が重要になります。部屋全体を明るく照らすのではなく、フロアランプやテーブルランプを取り入れるといいでしょう。写真は愛知県を拠点にデザイン制作をしているTETSU MOKUのテーブルランプです。陶器と錆びた鉄でできている姿は大人インテリアの空間を心地良く照らしてくれます。
毎週末出掛けていた人でも大人になるにつれて家で過ごす時間が多くなってきます。そして、ゆっくりと心身を休めて家で好きな本や映画を見ることに、もっと幸せを感じられるようになります。でも家の中にこもってばかりでなく時にはバルコニーに出て新鮮な空気を思いっきり吸いたいですね。そんな時のためにバルコニーも大人インテリアでコーディネートしておきましょう。夏はもちろん冬も毛布にくるまって星を見たり、素敵な大人ライフを堪能できます。