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長い一枚屋根が柔軟に生活を受け入れる「ナガヤネ」

Emi M Emi M
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本日紹介するのはgroup-scoop一級建築士事務所が手掛けた広くて長い敷地の特徴を生かした住宅です。当初この敷地は緑豊かな畑であり、近隣にとってこの敷地=畑は癒しの場でした。さらに通風や採光の面でも貴重な場であることが容易に想像できたため、この家の建築による近隣へのマイナスの影響を最小限に抑えることが重要なテーマとなりました。そこで建築家が計画したのが平屋住宅。この敷地の「場の力」を損なうことなく、近隣に対する負の影響を最小限に抑え、かつ景観としても周囲に貢献すべく、高さを最小に抑えられる… それら全てを実現させたのがこの「ナガヤネ」。さっそく見ていきましょう。

一枚屋根&オープンな庭

全長約20mの長い一枚屋根が印象的な外観です。この一枚屋根が「ナガヤネ」というタイトルの由来です。建物の向こうに近隣住宅が覗いていることからも、いかに高さが抑えられたかが分かりますね。間隔を持って植えられた樹木や、こちらも高さを抑えた圧迫感の無い塀など、建物全体にどこかのんびりした雰囲気が漂っています。自宅に庭を持つ場合は、塀の中や建物に囲まれた中庭にするなど内側に配置することが多いですが、こちらの住宅では外構の塀を敷地境界より敢えて後退させ、かつ高さを抑えることでオープンな庭としています。そしてこの庭は建築後も以前の畑のような癒しを近隣に与え続けており、それは地域住民との良好な関係作りや、清潔で安全な地域作りに一役買っていると言えるのではないでしょうか。完全に守られたプライベートな庭も素晴らしい癒しをくれますが、こうして他者に開かれた庭を持つ価値も忘れてはいけないことですね。

シンプルなフロアプラン

フロアプランは長手方向に諸室を並べ、それらを動線ともなる通り土間やクローゼットで繋いだ極めてシンプルなもの。屋根の長さや空間の繋がりを一層強調し、風通しがよく、自由で、季節や時間帯によって異なる様々な生活シーンを柔軟に受け入れてくれる室内となっています。シンプルな構成だからこそのフレキシブルさですね。

通り土間のある室内

室内は高い天井、ふんだんに使用された無垢材、大きな開口部など明るく開放的で気持ちの良い空間です。こちらの住宅の魅力のひとつは通り土間があること。空間を貫くそれは視覚的にさらに奥行きを感じさせ空間を広く見せる効果や、スペースによってスペースを分ける、という機能などがあります。

バスルーム

シンプル&モダンなバスルームはスタイリッシュですが冷たい印象になっていないのは、それぞれに質感のある素材を使用しているから。

自然素材を使用するメリット

使われたのは無垢の木材や漆喰など、安全かつ美しく歳を重ねる自然素材が中心となっています。自然素材を使用するメリットとは、素材にはそれぞれ特徴や機能があり、それらを巧く生かせば人工のエネルギー源に頼らずに快適な室内空間を実現できるということ。例えば、炭入りモルタルで仕上げた土間は、夏にはヒンヤリと周囲の温度を下げることで屋外からの風を促し、冬には直下に設置した低温水式床暖房の熱を蓄熱して長時間にわたり程良い温度環境を保つなど、季節ごとにその特徴を発揮して快適な室内空間を作ってくれるのです。

住み手にも近隣住宅にも地域にも優しい「ナガヤネ」でした。ぜひコメントを書いて下さいね!
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