街中に建つ、庭と繋がるアトリエハウス

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モノづくりをする人にとってアトリエのようなモノづくりに没頭できるようなスペースはあって嬉しいものの一つですよね。大事な道具を納めたり、作品を置いておくためには必須ともいえる空間かもしれません。今回ご紹介するのはちょっと賑やかな街中に建つ、美術修復士の為のアトリエ併用住宅です。井上貴詞建築設計事務所が手掛けたこちらの住まいは、大きな屋根のした、住空間、アトリエ空間、そして小さな森の庭へと緩やかに連続していくような計画とした居心地のいい住空間。モノづくりが好きな人にとっては日常生活に溶け込む曖昧なモノづくりの空間は閃いたときにすぐ手の付けられるようなそんな近さを感じることができるかもしれません。

三角屋根の外観

街中の一角にある森のような小さな庭を持った三角屋根の家。背の低い垣根が囲うこじんまりとした庭はシンプルな木目外壁の家にちょうど良いサイズ。周囲に特別背の高い建物が無いので陽射しもたっぷり注ぐちょっぴり贅沢な環境です。交通量の少ない前面道路からアプローチするのはアトリエへの入り口です。一本の竹竿が門扉代わりでしょうか。穏やかな環境にささやかな雰囲気が親しみやすさを感じます。

室内と室外の境界線を濁す

森のような庭に向かって開く大きな開口はアトリエとダイレクトに繋がります。靴を履いたまま室内で過ごすことのできる土間のアトリエは外部と内部を緩やかに繋ぐ境界線の曖昧なスペースに。季節によって過ごし方は変わるかもしれませんが、四季折々の景色をゆったりと眺めることのできる大きな開口、お気に入りのチェアに座ってアイデアや閃きを気長に待つことも?

多目的に活用できる事

アトリエとは実に様々な作業ができてこそ、その存在感と意義が生まれるものかもしれません。平屋の大きな屋根の下、空間をめい一杯使った土間のアトリエスペースは広々とした天井の高いフレキシブルな空間。木合板の内装は気兼ねなく空間を活用することができそうです。今後の変化にも対応できる余白としても。二方向への外部へ接続する空間は、作品を持ち込むにも持ち出すにもスムーズです。

小上がりのスペース

住空間として使う空間はワンステップ上がる小上がりの間に。板間のシンプルな内装ですが、木質の暖かな雰囲気溢れる空間です。特別な仕上げは一切ありませんが、そのシンプルで飾らない空間はアトリエの雰囲気と統一感のある変化に対応できる空間かもしれません。住まい手の心境の変化と共に成長する住空間です。

屋根裏のスペース

このアトリエ併用住宅では、シンプルに「アトリエ空間」と「住空間」という二つのカテゴリーしかないような住まいかもしれません。空間の使い方を決めるのはあくまでも住まい手。三角屋根の真裏、屋根裏スペースはまさにこれから使い方を決める空間の一つかもしれません。大きな材料を寝かせる場所なのか、書斎になるのか、寝室になるのか。住みながらにして変化を拒まない自由な空間かもしれません。

アトリエの自由で多用な空間はモノづくりには欠かせませんね!是非、コメントをくださいね!
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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