それぞれ違うお洒落な庭

Manami Sakaguchi Manami Sakaguchi
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庭があることで光を取り入れることができたり、リラックスできたり、交流する場所であったりと様々なものを私たちに与えてくれます。小さくても大きくても庭は庭。それは変わりません。しかし、庭は住む人や、気候によって変わるもので一つとして同じものはないのです。そこで今回はそれぞれ違うお洒落な庭を紹介いたします。

日本を感じる中庭

こちらは長崎県を拠点に活動する株式会社アトリエカレラが手掛けた枯山水の中庭です。増築するにあたり周囲の建物とのバランスを考え和風にアレンジされました。枯山水は石や砂などにより山水の風景を表現する日本ならではの様式です。そもそも日本庭園は水を得られる場所に築くものでしたが枯山水の登場後、必ずしも水を使わなくとも造園が可能になったのです。そんな枯山水を住宅に取り入れたこちらは周りとの雰囲気も合っていて、日本でしか出せないお洒落なお庭ですね。

まるい空

中庭(夜景): MA設計室が手掛けた庭です。
MA設計室

中庭(夜景)

MA設計室

直径8mの中庭があるこちらの住宅は愛知県を拠点に活動するMA設計室が手掛けました。丸い形をした中庭は壁全てが開口部になっていてどこからでも出入りできるようになっています。そして、中庭を通して家族の気配を感じることができます。この家から見える空は丸く切り取られ、青空や夕暮れ時の紅く染まった空、星が輝く夜空など絶えず変わる空の下で違った景色を楽しむことができるでしょう。

竹庭

こちらは京都を拠点に活動するアーキシップス古前建築設計事務所が手掛けました。コンセプトは「竹林風洞」で、風と光をはらむ竹林、竹林と一体となる洞窟のような建築。という意味が込められています。キッチンから中庭まで同じタイルを敷き詰めることで、連続性を感じさせます。竹と竹との間にあるほのかな灯りが仄暗く竹を照らし出し、情緒あるお洒落なお庭になっています。

雰囲気が変わる中庭

こちらは熊本県を拠点に活動する堺武治建築事務所が手掛けたガレージとホームシアター専用室のみの建物です。中央に中庭を配置することでプライバシーを確保しながらも、自然光が差し込む明るい空間となっています。中庭は光を通すだけではなく天気がいい日には日光浴したり、友達を招いてバーベキューしたりと使い方はたくさんあります。そして夜になると、木々を照らす照明が壁に木の影を浮かび上がらせ、昼と夜で雰囲気が変わるお洒落な中庭です。

ガラスの庭

こちらは千葉県を拠点に活動する株式会社木村グリーンガーデナーがガラス作家の「西中千人」さんとコラボレーションしたガラスの庭です。一見どの部分がガラスかわかりませんが、真ん中にある大きな苔玉の中にガラス棒でできた風鈴が入っています。苔玉は竹にぶら下がっているので風がそよぐたび、素敵な音色を奏でます。その音色が聞こえるたびに心が落ち着いていくことでしょう。

交流する庭

こちらは大阪を拠点に活動するアーテック・にしかわ/アーテック一級建築士事務所が手掛けたお庭です。建物の耐震改修に伴い、屋根をコロニアル葺きにした際撤去した日本瓦を積み重ねて塀として再利用しています。レトロ調なポンプがある井戸は植栽の潅水用に利用したりとおしゃれなだけでなく実用性もばっちしです。写真奥にある部屋は地域のコミニュティスペースとして開放していて、周りの環境とも交流しやすい空間となっています。

上から眺める庭

こちらは兵庫県を拠点に活動する和泉屋勘兵衛建築デザイン室が手掛けた神戸市に建つ住宅です。四方がすでに密集した住宅街で、南側を含め借景は望めません。そんな中で庭を延長した外壁で取り囲むことで、横からではなく上から眺めることができる斬新でお洒落な庭が誕生したのです。しかしこれでは水をまくことが難しい。そこで枯山水の庭を配置されました。そしてまた枯山水は水を使わずに砂や石を使って水を表現することもできます。そうすることで見るものを落ち着かせる効果があるのです。

部屋の中の庭

まるで部屋のような中庭を持つこちらの住宅は大阪を拠点に活動するARCHIXXX眞野サトル建築デザイン室が手掛けました。中央の水盤は元あった灯篭の笠を再利用したものです。あえて閉鎖的にした中庭に小さな窓をいくつも散りばめることで窮屈感は感じません。ドアを開けて一歩中庭に入ると上には空が見え、暖かい光が降り注ぎます。まるで森の中の木漏れ日のような空間です。

通り抜ける庭

こちらは大阪を拠点に活動する建築工房なかしま一級建築士事務所が手掛けた住宅です。リビングから中庭を通して和室が見え、さらにその奥に和風の裏庭へ続いています。視線が遠くまで通ると同時に風もまた通り抜けるという、京町屋の仕組みと同様に自然を室内に運んでくれます。通り抜ける風が気持ちよく、壁の色合いと庭がリラックスさせてくれる。そんな素敵な空気がここにはあります。

イングリッシュガーデン

最後に紹介するお洒落な庭はイングリッシュガーデンです。本場イギリスのBARNES WALKER LTDが手掛けたこちらのお庭は、美しい草花に囲まれた中で美味しいTea timeをする光景が目に浮かびます。そもそもイギリスの庭は同じヨーロッパでもフランスやイタリアなど左右対称、図形的な模様を使った庭とは違い、自然風景をモチーフに作られています。なのでイングリッシュガーデンの特徴としてキレイに並べて植えるのではなく草花の自然なままのスタイルを楽しむのです。そうすることで温かみと風情あるお洒落な庭となります。

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FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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