外観~029那須Hさんの家: atelier137 ARCHITECTURAL DESIGN OFFICEが手掛けた家です。

住宅のベストなファサードとは

林 直樹 林 直樹
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建物の正面を意味する「ファサード」は建築の顔といえる部分です。住宅建築では、外部から見られる場所なので、外観を見ればどういう人が暮らしているか容易に想像できます。古来より様々な素材がファサードに採用されていますが、この記事では主に現代の住宅建築で使われる素材ごとのファサードの特長についてご紹介します。

金属素材

鉄やアルミなどでできた金属素材の外観はクールで洗練した印象を感じさせます。金属は強度がある素材のため、細く薄くすることができるので、軽やかに見えるという効果も期待できますし、アルミや鉄は加工が容易な素材なため、他の素材に比べてデザインの幅が広いことも特徴といえるでしょう。写真のメタルパンチのファサードはSTUDIO PHENOMENONのMoyaMoya。

写真:嶋 大輔/ Nacasa&Partners

ガラス

外と内を視覚的につなげるガラスのファサードは、光と景色をたくさん取り入れることができるます。住宅建築ではプライバシーの確保が難しいファサードですが、近代以降多くの住宅建築、特に郊外の住宅や別荘などで採用されてきました。現在、都心の住宅でガラスのファサードを採用する場合は、ルーバーなので視線を遮りながら柔らかな光を取り込む方法や特殊な加工がされたガラスなどで視線をコントロールして外と中を緩やかにつなぐ住宅も多く見られます。他にもこちらの事例も参照してみてください。

木材

温かみのある印象をもたらしてくれる木質素材のファサードは、自然の木がもたらす印象で優しいファサードと言えるでしょう。そして天然素材だけが持つ風合いや色合い、住み手や環境にに優しい機能性が特徴といえるでしょう。また時間が経つにつれて変化する木材の表情を楽しむこともできます。木材のファサードはぜひこちらも参考にしてみてください。

曲線

柔らかさや優しさを感じさせる曲線のファサード。そしてやはり豪華に見えるということが特徴のひとつと言えると思います。光を緩やかに反射し建物の力強さを感じさせてくれるので、写真のような白などの明るい色で仕上げられることが多いといえます。しかし曲線の壁面は、直線の壁面に比べて施工が難しく、時間がかかりますので、新しく住宅を建てる際に予算が膨らむ可能性もありますので、ご注意を。

植物で覆う

植物で覆われたファサードの特徴は何と言ってもエコロジーであること。建物の熱交換をの効率を高めぎ、夏は涼しく、冬は暖かいと言われています。また季節の移り変わりによって植物の表情が変わるということも楽しめます。日本でよく使用されるのはつる系の植物で常緑の植物のため緑色の印象が強いと思いますが、写真のように赤、黄から緑まで色鮮やかになる種類もあります。他の植物や木などと組み合わせてグリーンでエコロジーな家を目指すにはぴったりのファサードといえるでしょう。

ブロック

Wolff Architectsが手掛けた家
Wolff Architects

Suburban villa: View Road, Highgate

Wolff Architects

ブロックでできた外観は、やはり豪華でどっしりとした印象を与えてくれます。現在でも欧州には多くのブロックファサードの建築が存在しますが、時間が経つことでより魅力的な雰囲気を醸し出してくれます。日本の建築基準法ではブロックを積む構造は耐震のため難しいと言われていますが、テラコッタなど構造に影響しないブロックファサードは可能ですので、ぜひ採用してみてはいかがでしょうか。

【ファサードについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ ファサードについてもっと知りたい!

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