ファサード(アフター): アトリエセッテン一級建築士事務所が手掛けたオフィススペース&店です。

新たな空間を創造するコンバージョンという選択

JUTO JUTO
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既存の倉庫をコンバージョン、つまり用途変更したプロジェクトを紹介します。リノベーションと違い、建物のリニューアルだけでなく新たな使い方や機能を与えることで空間の可能性を広げ、持続可能な建築の在り方を示すコンバージョンという方法はスクラップ&ビルドの時代にそろそろ終わりを告げる現在、注目したい空間づくりのひとつです。

味のある既存のエレメントは是非残そう

アトリエセッテンが手がけたのは既存の鉄骨造倉庫の版画、書、絵手紙の工房とギャラリーへのコンバージョン。リノベやコンバージョンの良いところは味のある古いエレメントを残し、新たな要素と組み合わせて「歴史」を継承していけるところです。オリジナリティのあるスチールの柵は既存のもの。建物のファサードにはフレキシブルボードに杉板でアクセントをつけ、新しい顔を作り出しました。

新旧のエレメントが作り出す斬新な空間

内部には4m角の箱型のボリュームを2つ挿入し、既存の空間に新しいスペースを設けました。2つのボリュームのギャップも4mとし、ソリッドとヴォイドの関係を作り出しています。鉄骨造の駆体に波板ボードが倉庫の名残を残しながら、新しい用途を包み込んでいます。コンバージョンの例として「蔵の家」も是非ご覧ください。既存のエレメントをうまく継承することでユニークな住宅が生まれました。

外のような内部空間

こちらはオフィスとアトリエスペース。木板の下見板張りで仕上げた外壁は内壁でもあり、不思議な感覚を呼び起こします。鉄骨や鋼板といった冷たいインダストリアルなマテリアルに対して新しい空間はたくさんの木材で構成れています。程よく開口を設け、採光も十分確保した心地良い仕事場が生まれました。ハシゴを使ってオフィスとアトリエスペースの屋上に上がることが可能。

素材の違いを楽しむ

オフィスの内部は基本的に白で統一し、ナチュラルな木の素材による床や構造体、そして建具が温かみを感じさせる雰囲気を演出。天窓を含めそれぞれの開口からは元倉庫のシュールな断片が見えます。

家づくりにも応用できるコンバージョンという選択

こちらはギャラリースペースです。アトリエ&オフィスとは異なり、こんくリートの土間と半透明の素材による天窓で構成された空間です。大きな開口から創作テラスを介してアトリエ&オフィスと繋がる開放的なプランを採用したコンバージョンは、一般住宅としても成り立ちそうです。

ユニークな空間づくりは無限

まるで2つのボリューム自体が大きなギャラリー空間に展示されたアート作品のよう。中のような外空間であるテラスは様々な作業やちょっとした休憩にも使える豊かなスペースです。古くなりいらなくなった建物でも斬新なアイデアによって蘇られることができ、なおかつローコストによって必要なスペースを作り出す方法によって環境面や経済面でも効果のあるコンバージョンには、もちろん空間の可能性やクオリティ面でもプラスな点がいっぱいあります。新旧のエレメントや空間がそれぞれ自立しながらもインタラクティブに作用し、ユニークな空間体験を生み出してくれます。

コンバージョンというひと味違ったプロジェクト、いかがでしたか?是非感想を聞かせてください。
FingerHaus GmbHが手掛けた家

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