お洒落なリビングルーム10選

Manami Sakaguchi Manami Sakaguchi
空を臨む家, 原 空間工作所 HARA Urban Space Factory 原 空間工作所 HARA Urban Space Factory モダンデザインの リビング
Loading admin actions …

今回はお洒落なリビングルームを紹介したいと思います。リビングルームは家族が一家団欒を楽しみ、くつろぐことのできる部屋ですが実は、家の中で特定の機能や目的を持たない部屋でもあります。ですから何にも縛られず自分の好きなように空間をつくることができるのです。

蔵の中のリビングルーム

こちらは岡山県を拠点に活動する平野建築設計室が手掛けた住宅のリビングルームです。こちらの住宅は岡山県の田園風景が残る郊外に建っていて、蔵が3棟並びそれぞれをガラスの屋根でつなぐ構成になっています。その内1棟は解体される予定だった蔵を移築再生しています。梁や柱はもちろん、基礎石、平瓦、土蔵の扉、建具、箪笥なども再使用されています。リビングは南側の光を高い位置から取り込み、光の変化を感じることができ壁の白さを引き立たせ明るい空間となっています。蔵の持つ独特な雰囲気と白い壁と木のぬくもりが上手く調和され、自慢したくなるようなお洒落なリビングルームですね。

撮影:後藤 健治

天井を切り取ったリビングルーム

こちらは静岡県を拠点に活動する原 空間工作所 HARA URBAN SPACE FACTORYが手掛けた住宅のリビングルームです。天井を切り取って間接照明で梁を照らして魅せています。全体を切り取るのではなく一部というところがお洒落ですね。そしてただ単にお洒落なだけでなく、天井を変えることで一つの空間をやんわりと仕切ることができます。通常の天井部分にはテーブルを置き食卓として利用する空間と、切り取った部分は床から一段上がったところに和室があるので寝転んだり自由にくつろげる空間を作りだすという機能面でも優れています。寝転んで上を見ると照らされた木のぬくもりと視覚的暖かさを感じてリラックスできるでしょう。

撮影:加藤 嘉六

アートなリビングルーム

こちらは兵庫県を拠点に活動するEU建築設計が手掛けた住宅です。そしてまたクライアント自身、自らも手掛けられました。クライアントは薬剤師として勤めながら、絵画やオブジェなどの製作をしています。30カ国を旅し、そのとき想ったことや印象をアートで表現しています。自分が感じたことを形に表現できるのはとても素晴らしいことです。自分が住むこの住宅も「自分らしさにこだわった家に住みたい」と望まれました。リビングルームにはいろいろなモノがありますがお洒落にまとまっていて、ひとつひとつのモノにいろいろな思い出がたくさん詰まっています。

好きな物に囲まれたリビングルーム

リビングルームをレコードライブラリーとしての部屋でも使用するこちらの住宅は東京を拠点に活動するユミラ建築設計室が手掛けました。部屋の3面の壁いっぱいにレコードジャケットを収納展示できるようになっており、レコード(貴重盤)がたくさん収納されています。そしてアクセントに黄色いドアとレトロな振り子時計がいい味を出しています。好きな物に囲まれたこちらのリビングルームは居るだけで幸福感で満たされることでしょう。

庭と一体化したリビングルーム

こちらは上記と同じくユミラ建築設計室が手掛けた住宅のリビングルームです。 コンセプトは「庭と一つになる家」です。しかし建物の庇状になっているバルコニーの下は雨が降らないので植物が育ちづらくなります。その問題を解決するために建物と庭の間に池を設けました。そうすることで水面に反射した光で部屋の奥まで明るくなり、視覚的にも断熱効果上にもとても役立っています。そして庭とのレベルがあまりなく自然を身近に感じることのできるリビングルームとなりました。

蜂の巣のようなリビングルーム

生活動線の中心に配置されたこちらのリビングルームはすごく個性のある形になっており、子供たちの感性が豊かになるようにと願って建てられました。上部は蜂の巣をイメージして作られた小さな空間がいくつもあり人が通れる穴が空いてるので巣から巣へ自由に移動することができます。子どもたちの好奇心を刺激する独特でお洒落なリビングルームですね。

星があるリビングルーム

こちらは愛知県を拠点に活動するMA設計室が手掛けた住宅のリビングルームです。ランダムに配置された天井の丸は小さい丸が照明で大きな丸が窓になっています。そこから空を見上げる事ができます。夜は照明が星のように輝き、昼は窓から光が入り、陽の入り方によって時間の流れを感じられるシンプルでお洒落なリビングルームとなっています。

古風でお洒落なリビングルーム

こちらは京都を拠点に活動する有限会社 TEAMWORKSが手掛けた日本古来のリビングルームです。古民家風の室礼には古建具が使用されたり、囲炉裏があったりと今は少なくなった日本の伝統の雰囲気がこの空間には生きています。そして居間から美しい坪庭を眺めることで古き良き日本を感じることができるでしょう。

森の中の明るい広場

こちらは大阪府を拠点に活動する一級建築士事務所ヒモトタクアトリエが手掛けた住宅のリビングルームです。こちらの住宅は大きな1階平面とその上にかかる2階がすっぽりと納まっている大屋根で構成されています。奥行きが深くなれば陰気になる建物中央に中庭以外の解決法でいかに快適な空間を造るかが大きなテーマとなりました。そこで中庭をリビングにするという発想の転換が生まれたのです。大屋根を山だとするならば、その中で出くわした光溢れる広場が中央のリビングです。低い天井から高い天井へ出た時の開放感を味わうことができるでしょう。

憧れのリビングルーム

こちらは1985年から現代に至るまで改装し進化し続ける住宅のリビングルームです。大阪を拠点に活動するKIKUMI KUSUMOTO/KS ARCHITECTSが手掛けられました。和室は入口の高さが少し低めに作られており日本の茶室を彷彿させてくれます。サンルームは暑さを防ぐため天井は板張りになっています。ドア枠が茶色でアクセントになっていたり、シンプルですが随所にお洒落な部分が散りばめられていて、誰もが憧れるリビングルームですね。

「お洒落なリビングルーム」はいかがでしたか?ぜひコメントを書いてください!

住宅建設や家のリフォームをお考えですか?
ぜひご連絡下さい!

注目の特集記事