対話によって生まれた「信楽の住宅」

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人生で初めて家を建てようと決意した時は、大なり小なり誰もが不安になります。一生に一度の買い物、費用だって楽に出せる金額ではない場合が多いでしょう。そんな時、大切なことは何でしょうか?我々末端ユーザーと建築家、そして作業に関わるたくさんの人… 。今回紹介する、滋賀県に拠点を置く加藤淳一建築設計事務所が大切に思っていること、それは「対話」です。建築家は言います「我々が設計する上で最も重要な事は『対話』だと考えています。『クライアント』との対話から始まり、『周辺環境』との対話、そして『施工業者』との対話まで、さまざまな対話から提起される問題や要望を、デザインによっていかに『こたえて』いくかを考えています」と。これはとても心強く、頼れる言葉ではないでしょうか。そんな加藤淳一建築設計事務所が手掛けた住宅の中から今回は「信楽の住宅」を紹介します。

モダンな外観

敷地は滋賀県甲賀市。建物はL字型で南側の庭に開く形で配置し、全体に片流れの大屋根が架けられた木造二階建ての住宅です。黒一色でまとめられた外観は力強くモダンな印象です。L字型の建物の良さはやはりその”囲われている”という安心感でしょうか。直角部分に当たる庭は二面が建物によって囲われており、前面は開放的でもどこか守られているという安心感があります。家の形状に合わせて設置された縁側も、相手と向かいあうことができるので会話がより親密に弾みます。

吹抜けのあるリビング

内部はリビングの吹抜けを中心に、風と光の通り道となるスリットや壁面開口が 各所に設けられ、時間や季節の変化とともに大きな屋根の下を風と光が巡り渡るという設計。白い壁に木材現しの天井、無垢床材にリビングのシンボル的存在でもある黒い薪ストーブというように、ハイコントラストな色調が小気味よくフレッシュな印象の内部です。その分家具はシンプルにまとめて。

家族のつながり

2階には子供部屋が配置されています。その子供部屋の引戸を開け放てばリビングの吹き抜けと緩やかに繋がっており、家族がどこにいても気配を感じ合える親密な空間となっています。これも壁面開口をとるメリットです。

直線の美しい構成美

幾何学的な美しさを感じさせる設計もこの住宅の魅力のひとつ。こちらは門型の大梁。赤みのある現しの垂木を白い梁が強調しています。各所に設けられたスリットや壁面開口はこのように光と影の陰影を生み、真っ白な壁に様々な表情を生み出します。

環境に優しいことは人にも優しいこと

また、内装仕上には天然の塗り壁材や無垢床材及び自然塗料を使用することで、 小さな子供のいる家族の健康にも十分配慮されています。シックハウス症候群などに代表される化学物質アレルギーのリスクを減らせるだけでなく、環境にも優しい。自然環境に優しくすること、その恵みを持続可能な範囲でうまく利用することは、人間自身がこの地球で快適に暮らすことにつながるのです。温かい光が漏れる夜景は、家庭の温かさそのものを表しているかのよう。

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