内窓の断熱効果だけではない!知っておくべきメリットとは?

室内窓がつなぐリビングと書斎, 株式会社スタイル工房 株式会社スタイル工房
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内窓の設置やリフォームは、大掛かりな工事などは特に必要ありません。施工時間も短く費用も抑えられ ます。コストをかけずに寒さや暑さ対策が出来、快適な暮らしを得る事が可能なんです。まずは内窓を取り付ける際に、確認しておくべき項目を確認してみましょう。

内窓の構造

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内窓は窓枠の内側に、もうひとつの内窓を取り付けて二重にする構造になっています。ガラス戸を二列に配置するイメージです。内窓は窓の気密性を高めるので快適な生活とエコライフとの両立が出来る優れたツールであると言えます。今ある窓と内窓との間に空気の層を作る事によって断熱します。現在ある内窓の多くは熱伝導の低い樹脂製を多く採用している為、内窓で寒さを緩和することが可能となります。

内窓の効果 1)

内窓には結露の抑制にも効き目があります。冷たい外気が窓やガラスの表面温度を下げると 水分を含んだ室内の空気が窓やガラスに触れてしまい、結果結露の発生を招くのです。放っておくとお住まいの傷みや健康に害を及ぼすだけでなく、カビなどが発生してしまうとお掃除も大変ですが、内窓を設置することで、既存の外窓と内窓の間に生まれる空気の層が 外気温の影響を受けにくくすることで室内側の結露を抑えることが出来ます。建築家のI THINK一級建築設計事務所が手掛けたこちらのお宅は熱損失の大きな掃き出し窓の室内に内窓(複層ガラス)を設置し、暖かく冷房の効きやすい住空間に仕上げています。

内窓の効果 2)

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内窓を設けるメリットは 省エネ効果だけにとどまらず、外の騒音を遮断したり、室内でのピアノ演奏等の音漏れを軽減する、遮音・防音効果があります。もちろん内装素材、壁面などを工夫するのが定番ですが、内窓がある事によって音漏れの原因となる隙間を極力減らし気密性の高い室内を造る事が出来ます。更には内窓には防犯効果もあると言われています。鍵が二重になり、侵入に時間が掛かるのはもちろん、視覚的にも効果が高いです。窓やドアのデザインはこちらから参考にしてみて下さい。

室内窓のすすめ

お部屋の間仕切りとして壁を設ける場合、室内窓を設置する事によって採光を確保出来るという利点がまず第一にあります。圧迫感を出さずにお部屋に区切りを持たせたい場合などにもとっても有効的な一案です。例えばリビングと子供部屋が隣接した間取りの場合、少し小さな室内窓を設ければ、お子様がプライベートを確保しつつも、大人が気配を感じられる構図が実現します。又窓枠などをアンティーク調やラスティックなテイストにするなどインテリアのアクセントとしても活躍しそうですよね。

内窓プチDIY

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窓の内側の枠に、ある程度の奥行きがない場合は難しいですが、プラスチックダンボール(プラダン)やポリカーボネイト(ポリカ)と窓枠を駆使して節電の一環としての〝簡易内窓〟を手作りされる方もいらっしゃいます。特に寒さが厳しいと不便を感じたり、結露が激しいキッチンエリアなどに設置すると内窓の本領を充分に発揮するようです。又カフェ風に内窓をアレンジして好みのテイストにデコレーションを楽しむ事が出来るのも人気の一つです。

内窓の設置に興味がある方は、早速業者探しからはじめてみて下さい。コメントお待ちしています!

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