”アットホームではない”空間が非日常のリラックスを作る「霧島の別荘」

Emi M Emi M
Google+
Loading admin actions …

鹿児島県霧島市といえば豊かな天然温泉の街、そして標高の高い山間部は避暑地としても有名です。今回紹介するのはそんな霧島市の山中に建てられた別荘。手掛けたのは鹿児島市に拠点を置くアトリエ環建築設計事務所です。そしてクライアントが望んだのは「アットホームではない空間でリフレッシュすること」。いったいどんな別荘になったのでしょうか、さっそく見て行きましょう。

外観

木立の垂直ラインの中に浮かぶ水平ラインをデザインの要とした外観。真っ白に仕上げた水平面の屋根や床板は、真っ青な空と瑞々しい樹々にとてもよく映えています。柱等の垂直要素は素材感のあるコンクリート打放しにして自然と対峙する力強さも感じさせます。建物全体像は斜面に突き刺したコンクリートの壁から、床板と壁板が突き出したイメージとなっています。

別角度から

南斜面の先に錦江湾と桜島を望む絶景が広がります。その絶景を生かすべく、接地性よりは視点を高くするために、アプローチレベルがそのまま斜面に対して浮いていく構成となっています。また自然の地形を温存する為に、跳ね出しの部分を広くし接地面を少なくするという、環境に対する配慮もされています。

絶景の室内空間

一歩室内へ入るとご覧の絶景。別荘を包むような豊かで多様な樹木とその先に青く深く広がる海、時に荒々しさも感じさせる火山島・桜島… 。南九州の豊かな環境、そして時に自然への畏怖を感じさせる風景が眼前に広がります。その風景を180度を超える開口部がパノラミックに切り取って、非日常な空間を作り出しています。さらに中間色でまとめたミニマルなインテリアがより自然の色彩を際立たせます。

ツヤ感のある素材を選んで

アイランドキッチンはスタイリッシュなデザインながら、ベージュ&ホワイトという中間色で主張を抑え空間に馴染むものをチョイス。中間色&ミニマルなデザインでもこのようにツヤ感のある素材を選べば寂しい印象になりません。一般的には、リラックス=フローリングを中心としたナチュラルな空間が好まれますが、床もキッチン同様によく磨かれたツヤのある素材を選んで、青い空が反射する様はまさに非日常的な「アットホームではない空間」です。こういった空間でのリフレッシュとリラックスを望まれたクライアントは、とてもよく自身と自身が望むものを理解していたと言えます。何が自分をリラックスさせるのか、その為に住宅に必要なものは何か。それらを今一度真剣に考えることがあなたにとってのパーフェクトな家作りにつながります。

バスルーム&露天風呂

この別荘で最もうらやましいのがテラスに設えられたこちらのプライベート露天風呂ではないでしょうか。絶景を独り占めしながら浸かる湯はまさに贅沢のひと言。もちろん通常のバスルームも完備されているので、天気が悪い日や寒い日は内風呂で。冬の露天風呂は言うまでもなく最高ですが、これからの暑い季節こそぬるめの湯に浸かって内部からじっくり汗を流し、そのまま潮風に吹かれながらテラスで涼むという使い方が正解。

夕陽に染まる海を眺めて

月見台のように風景の中に突き出すバルコニーは何と4m。深いひさしがガラスの壁を守ります。モダンなデザインの薪ストーブ、そして柱や太いフレームを持つ窓が空間の引き締め役となっています。夕陽に赤く染まる海、真っ暗な空に浮かぶ月と星、朝日に眩しいほど輝く海… 自然のスペクタクルに、他に何もいらないと言わしめる、霧島の別荘です。

特別な別荘について何か感じることはありますか?ぜひコメントを書いて下さい!
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

住宅建設や家のリフォームをお考えですか? ぜひご連絡下さい!

住まいのデザインを見つけよう!