Briand Renault Architectesが手掛けたリビング

廃墟同然の建物がここまで生まれ変わる

Emi M Emi M
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本日紹介するのはフランスの農村部で行われたリノベーションです。ブドウ畑やラベンダー畑が広がる風景のなか、ゆっくりと草を食む牛… 。まるで絵葉書になりそうな風光明媚な土地に立つ美しい住宅… ではなく、それは今にも崩れ落ちそうな廃墟同然の建物だったのです!フランス・レンヌの建築家Briand Renaultはどのようなリノベーションを行ったのでしょうか、さっそく見ていきましょう!

リノベーション前

こちらがリノベーション前の外観です。風化してめくれている屋根、ぼろぼろと落ちてきそうな壁、ただの穴になっている窓… 。予想以上のダメージ具合です。この建物がいったいどのように変身するのでしょうか。

廃墟のような外観

こちらは違うアングルからの作業風景。建物右手にあるのは果実酒用のセメント製のタンクです。建物のサイズも大きく、リノベーションがいかに困難な作業であるかは想像に難くありません。このような嘆かわしい状態に置かれていた建物を回復させる際に最も重要なことは、見た目の美しさを作ることよりもまずは安全性を確保することです。安心して居住できるよう基礎を再構築しつつ、いかにオリジナルの要素も残すかが大きな課題でした。

リノベーション後

Briand Renault Architectesが手掛けた家
Briand Renault Architectes

Façade ouverte sur la campagne

Briand Renault Architectes

そしてこちらがリノベーション後。これが同じ建物であるとは信じられませんね! ワイン片手にフランスの田舎の美しさを楽しむ休日にぴったりな建物に変身しています。切妻構造は維持したまま屋根は完全に変更され、壁は木材パネルと漆喰、一部を石造りとしています。そして大胆なガラスの開口部によってモダンな印象が加えられました。

オリジナルの要素

Briand Renault Architectesが手掛けた家
Briand Renault Architectes

Façade Ouest, avec verrière sur le jardin d'hiver

Briand Renault Architectes

反対側へまわると残されたオリジナルの要素をよく見ることができます。歴史を感じさせる石造りの壁です。新しい屋根には、たっぷりと自然光を取り込む大きな天窓が設置されました。薄くシャープな屋根とごつごつとしたラスティックな壁との組み合わせが印象的な外観を作り出しています。

屋内テラス

Briand Renault Architectesが手掛けたサンルーム
Briand Renault Architectes

Jardin d'hiver, au-dessus des anciennes citernes à cidre

Briand Renault Architectes

こちらは先ほど見た天窓のすぐ下にあるロフトです。コンクリートと木材、白い天井、そして藤の家具が作る素朴なインテリアで、室内にいながら日光をさんさんと浴びることができる居心地の良い空間となっています。気になるのはブリッジでつながったようなユニークな形状。これは実はこのスペースが外観写真で見た果実酒用タンクの上に作られているからです!タンクの屋上が日当たりの良い屋内テラスへと変身したのでした。

ミックススタイルのインテリア

Briand Renault Architectesが手掛けたリビング
Briand Renault Architectes

Salon ouvert sur les anciennes citernes à cidre

Briand Renault Architectes

リビングルームは大きな開口部が印象的な空間です。左手に見えるのがロフトが設置されたタンクです。床はセメント、家具はアンティーク品を合わせることで建物同様、新旧が融合したミックススタイルのインテリアとなっています。

まるで廃墟同然だった建物が素敵な住宅へと大変身したリノベーション。建築家とクライアントの建物に対する愛情が伝わってきますね。

ここまでできるリノベーション、いかがでしたか?ぜひ感想を教えて下さいね。
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