和室は昔から日本人にとって落ち着く場所であり、もともとミニマルでシンプルなデザインの空間でした。最近ではよりシンプルでモダンにアレンジされ、家全体のインテリアから和室だけが浮かないようにデザインされています。またコミュニケーションを取りやすくするために椅子式と畳式のアイレベルの差を少なくするなど心地良く暮らす工夫が様々な方法で取り入れられています。今回はLDKの洋の雰囲気とマッチしたモダンな和室空間を5パターンご紹介いたします。
LITTLE NEST WORKSが手がけたのは、家族が常に笑顔でリビングに集い、笑顔で楽しい時間を過ごすことができる空間、そして常に家族の気配を感じることができる空間づくりを課題として建てられた住宅です。開放感のあるリビング横のモダンデザインの和室は、横になったり洗濯物を畳んだりなど家事をするにも快適です。扉を閉めればお客様の宿泊用のお部屋としても利用できますね。こちらの住宅は「住宅地とは思えない開放感に包まれた家族の住まい」で詳しく紹介されています。
青戸信雄建築研究所が手がけたのは、日本家屋の「田の字」プランを現代的に表現、「和のケーススタディハウス」を試み建てられた、多彩な趣味をお持ちの30代夫妻のための住宅です。リビングの一角に和室を設け、間仕切りを総引き込みとすることで、開放感のある空間が実現しています。落ち着いたトーンとキッチンのモダンなデザインが非常にマッチしていますね。こちらの住宅は「快適に暮らしながら落ち着きを得る和モダンの家」で詳しく紹介されています。
福田康紀建築計画が手がけたのは、周囲には昔ながらの日本瓦の家が残り、美しい田んぼが広がるのどかな敷地に建てられた住宅です。二階に配置されたLDKからはのんびりとした田園風景を眺めることができます。琉球畳がモダンな印象の和室空間は、キッチンのワークトップと一体化したダイニングテーブルと繋がっており、キッチン側はチェア、リビング側は畳スペースに座って目線が合うように造られています。こちらの住宅は「心地良い畳空間のある家」で詳しく紹介されています。
芦田成人建築設計事務所が手がけたのは敷地面積50坪弱、延床面積30坪強の広さの敷地に、極力シンプルに無駄をなくしたローコストプランで建てられた住宅です。リビングには小上がりの和室が設置されており、その琉球畳を使用したシンプルでモダンなデザインが、明るいLDK空間と調和しています。こちらの住宅は「総工費2000万円以下!コンパクトで住み心地の良いローコスト住宅」で紹介されています。
門一級建築士事務所が手がけたのは、周りは山と畑に囲まれたのどかな環境の敷地に建てられた住宅です。大開口が気持ち良いLDKスペ-スから600床を上げてシンプルデザインの和室空間が設置されました。畳に座ればLDKからは緩やかに繋がっており、このスペ-スは親戚が多く集まった時や子供の誕生会の時など、ステ-ジとしても利用でき多目的スペ-スとして活躍します。こちらの住宅は「外部と内部がゆるやかにつながる心地よさ!シンプルでモダンな平屋」で詳しく紹介されています。
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