カーペットのメリット・デメリットまとめ

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
homify 北欧デザインの リビング
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カーペットを敷くか、フローリングのままの床にするのか迷っていませんか?新築やリノベーションで見かける住まいのほとんどがフローリングのままであることから、何となくでカーペットよりもフローリングを選んでいる方も多いかもしれません。当然両者にそれぞれ長所短所があることから、それらをきちんと把握する中でどちらにするか選択していきたいものです。そこで今回は、カーペットのメリット・デメリットをまとめて紹介していきたいと思います。

メリット1:カーペットのメリットは、多彩なデザイン

カーペットのメリットは、その多彩なデザインです。色や柄の豊富なカーペットは、フローリングと比べるとはるかに上回ります。それぞれの住まいのインテリアにぴったりのものを見つけることも難しくないことから、多彩なカーペットのデザイン性は大きなメリットとなります。また、色や柄だけでなく、サイズも多様であるため、床全体に敷いてインテリアの印象を大きく変えることもできますし、また、小さなサイズのものでインテリアのワンポイントとしておしゃれに飾ることもできます。


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メリット2:温かな肌触り

カーペットのメリットは、温かな肌触りにあります。フローリングなどの床材の場合、特に冬場になると、床材の冷たさを直接足で感じてしまい身体までひんやりとなってしまいがちですが、カーペットであればフローリングの冷たさを感じることなく、逆に暖かさを感じることができることもメリットです。また、そうした直接的な暖かさだけでなく、床に寝転んでも気持ちがいいような温かな肌触りを感じることができるのもカーペットデザインの魅力の1つです。


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メリット3:高い防音性

床の防音性を高めるためにはいくつか方法がありますが、カーペットをフローリングに敷くこともその内の1つとなります。また、そうした方法の中でも、カーペットをフローリングの上に敷くだけでいいことから、床の防音対策として比較的取り入れやすい手段であることもその大きなメリットとなります。集合住宅では床がフローリングとなっていることがほとんどですが、下の階のことを気にしながら生活しなければならないストレスを解消するためにも、カーペットを取り入れてリラックスできる住まいとしてみて下さい。防音性については、「防音性を上げてストレスのない落ち着ける住まいに!静かな住宅にするために知っておきたい6つのこと」も参考にしてみて下さい。


【住まいづくりついては、こちらの記事でも紹介しています】

 カーペットとカーテンのあわせ術

メリット4:高い安全性

カーペットが持つ高い安全性もメリットの1つとなります。他の硬い床材とは異なり、カーペットには柔らかさがあることから、万が一転倒しても大けがを負ってしまうリスクは軽減されます。また、フローリングやタイルは、比較的滑りやすく転倒してしまう恐れもありますが、カーペットはそうした滑りやすさも全くありません。高齢者や子どもがいる家庭では、是非カーペットを使ってうまく住まいの安全性を高めてみて下さい。また、こちらのDWARFが手掛けた住まいのように、子ども部屋にも取り入れることで安全性だけでなく、かわいい子ども部屋の雰囲気をつくり出してくれます。

メリット5:経済的で手軽な床材

カーペットはフローリングと比べると価格面でも経済的であるとともに、大規模な工事も必要なく、手軽に取り入れられる床材であることもメリットの1つとなるでしょう。フローリングであれば、模様替えとなると工事のために人件費や時間もかかりますが、カーペットであれば、取替も楽で、季節に合わせて床のデザインを替えていくこともできるでしょう。

カーペットのデメリットは?

カーペットのデメリットとしては、液体をこぼしてしまうとシミになってしまうことであったり、家具を上に置いてしまうと跡が残ってしまうことがあげられます。掃除などのメンテナンスの面では、やはりフローリングの方が優れている点を多いですが、そうしたカーペットのデメリットはカーペットを敷く場所やデザインによってあまり問題とならないようにすることもできます。敷く場所をうまく考えて、おしゃれで居心地のいいインテリアとしてみて下さい!


【カーペットと比較したい畳やフローリングについては、こちらの記事でも紹介しています】

※  畳vsフローリング。比較することで見えてくるそれぞれの良さ



追記:カーペットのデザインは、日本人のライフスタイルに馴染む

リビングルームにソファを配置しても、気が付いたらソファを背もたれにして床に座っていることってありませんか?そんな時、カーペットのデザインは日本人の生活習慣に馴染みやすいと言えるでしょう。こちらのLDKは、みんなでダイニングテーブルを囲んだり、リビングのカーペット上でゴロゴロと寛げたり、その時によって好きな場所を選べるところが魅力です。

追記:家庭内事故を防ぐ、階段カーペットのデザイン

家の中で事故が起きやすいのが、階段です。 階段カーペットは、肌触りがよくクッション性もあるようなデザインがおススメです。もちろん階段や段差といったつまずきやすい場所には、カーペットとフローリングの段差ができないようにする工夫も必要です。

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