沖縄の風景にとけ込む”外に開いた”家

沖縄の風景にとけ込む”外に開いた”家

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Emi M Emi M
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今回紹介するのは沖縄の古い集落に建てられたとてもユニークな住宅です。建築家が考えたのは「南の風を高い所から取り込めるよう、地面をめくり上げたような緑化した屋根、外廻りはアルミサッシとガラスで覆い、集落の風景や人、空や緑を身近に感じて暮らす”外に開いた家”」というもの。建物はシンプルでオープンな構成ですが、ロフトや大きな玄関土間では家族それぞれが心地よい居場所を見つけ、思い思いの事をしながらも家族の気配を感じることができると言います。どんな住宅なのでしょうか、さっそく見て行きましょう。

風景にとけ込んだ外観

こちらがその小林邸外観です。どこにあるか分かりますか?沖縄の伝統的な瓦を使用した屋根、青々とした樹々… その向こうにある芝生の丘陵が小林邸の屋根なのです。芝生で屋上緑化された屋根は、太陽の熱を建物へ伝えず、夏涼しく冬温かいという年中快適な室内空間をもたらします。日差しの強い沖縄の太陽に映える緑の屋根、そして有機的なラインを持つカーブが風景にとけ込み自然と一体化したかのような外観を作り出しました。

琉球石灰岩の石段

これは違う角度からの外観写真。荒々しい琉球石灰岩が積まれ屋上への石段となっています。アーチ型に取られた開口部にはウッドデッキが設置されており、外部と内部の境界がない”外に開いた”空間となっています。ぽっかりと口を開けたその様はまるで洞窟のようで、プリミティブな住居を思わせる個性的で力強さを感じる外観となっています。石段を登った先の芝生では駆け回って遊んだりピクニックをしたりと、自宅にいながら公園にいるかのようなのびのびとした時間を過ごすことができます。

玄関アプローチ

こちらが正面玄関へと続くアプローチです。全面がガラスとサッシで構成されており、先ほどの写真とは打って変わってモダンな外観となっています。シマトネリコの木が建物を木陰で被い、室内からは木漏れ日の下で生活をしているように感じるそう。ランダムな石畳と植生といった作り込みすぎない庭もナチュラルでリラックスした雰囲気を作っていますね。

玄関

そしてこちらが広い土間を持つ玄関です。インダストリアルな天井に敢えて合わせたシャンデリアがおしゃれでクール。見習いたいセンスの良いミックス感です。広い土間は自転車や工具といった、外には置きたくないけど室内に置くものでもない… というアイテムを置いておくのに便利なスペースで、アウトドア好きやDIY好きの方にお勧めです。

自然素材仕上げの室内

上部の窓から風を取り込み、それが広間、ダイニング、キッチンを通り北へと出て行くという、常に空気が循環している心地良い室内です。内部は自然素材で仕上げ、壁の漆喰や木部の柿渋は家族や友人で協力し塗ったそう。それは自然素材が家族と共に年を重ね、風合いを増し、成熟していける素材であること、そして住み手本人が直接家づくりに関わることで建物への愛着が増し、自分たちで手を入れていける力強さが生まれるから。長くこの土地に住むことを前提にした住まい作り、その住まいだけが得られる絆や強さがあるのです。

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