工事例:完璧なフェンスが庭にできるまで

Emi M Emi M
ARQUITECTURA E INGENIERIA PUNTAL LIMITADAが手掛けた折衷的な, オリジナル
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フェンスはや住宅外観の美しさを高めるだけでなく、防犯性の高い安全な暮らしにも直結する重要な要素です。今回はフェンスの専門家による工事手順を紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい!

before 繊細なフェンス

まず工事前の様子から。既存のフェンスはこちらの繊細なタイプでした。軽やかで抜け感はありますが、プライバシー確保や防犯面でいうとあまり機能的ではありません。

土台造り

工事はまず既存のフェンスを撤去することから始まります。その後、フェンス本体を支える土台のスペースを確保します。地面を必要な深さ分掘削したら、木板で作られた型枠を設置してコンクリートを注ぎます。この土台が構造の安定性を左右するので頑丈に。数日乾燥させた後に型枠を撤去します。

型枠を撤去

コンクリートが完全に乾燥し、型枠を外した状態がこちら。まず土台となるフレームが完成しました。角とエッジは研磨してきれいに見えるよう処理します。

金属フレームと木板の追加

コンクリート製の土台に金属フレームを追加します。フレームを金属とするのは耐候性や耐久性が高く、木材をフレームとするよりも低メンテナンスで長持ちだから。シャープな見た目でコンクリートとの相性もGOOD。この金属フレームに木板を設置します。こちらのデザインなら木材が経年劣化した場合も、劣化したパーツのみ交換できるのでメンテナンス代を低く抑えることが可能です。

仕上げの塗装

すべてが設置されたら最後は塗装で仕上げます。コンクリートの土台はやや黄色味のあるクリーム色に、金属はよりシャープに見えるブラックに、木板はナチュラルさをキープするために透明な仕上げ剤を塗布しました。防水機能や紫外線カット剤が入った機能的な仕上げ剤を使用することで、屋外の過酷な天候変化にも耐える寿命の長いエクステリアを実現します。

統一感のあるデザイン

ガレージに面した箇所はレールを設置してスライド式のゲートとしています。外観全体が統一感のあるエレガントな雰囲気となります!

オートロックの出入り口

こちらが正面出入り口です。こちらはオートロックで内側からのみ解錠可能なので、不審者や泥棒の侵入を防ぎます。訪問者が来た場合は防犯カメラで確認でき、インターフォンと連動したシステムで室内からも解錠可能です。防犯性は高くても、内側から見た時に圧迫感や閉塞感がないのがいいですね。

適度な抜け感

等間隔に隙間を空け設置した木板は適度な抜け感でプライバシーを守りつつ、通気性や開放性も維持。なによりナチュラルな木材の質感や表情が、外観を温かく優しい雰囲気にしています。

工事前のフェンスより防犯性も審美性もかなり増しました!自宅にもこんなフェンスを設置したいと考えている方は、一度フェンスやゲートの専門家に相談されてみてはいかがでしょうか?

フェンスと塀のアイデアはこちらの特集でも紹介しています。あわせてご覧下さい!

フェンスが完成するまでの様子、いかがでしたか?ぜひ感想を教えてくださいね。

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