大きな窓と多目的な部屋を持つには?

Kawase Minori Kawase Minori
帆居 hammock house, UZU architects UZU architects 北欧デザインの リビング
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大きな窓のある家と聞いてどんな家をイメージしますか?モダンで解放的でいつも部屋の中が明るくて、とポジティブなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。部屋を選ぶ際に窓がない部屋を見たらどう思うでしょうか。圧迫感を感じあまりいい印象を持たないはずです。人が住む空間にとって、窓はとても重要な役割を果たします。大きな窓があるとリビング、キッチンといったカテゴリーから抜けて多目的な広場といった雰囲気になるのかもしれません。そんな空間を持つのは夢のまた夢と思わずに、今回は大きな窓と多目的な用途のスペースをもつアイディアを紹介したいと思います。

隣と独立した家

大きな窓を持つには隣の家と離れて独立していることが重要です。家同士が近いとどうしても家の中まで見えてしまい落ち着きません。窓から見える景色も自分の庭であれば問題ないですが、隣人の庭だったりすると少し気まずい雰囲気、、都会に住んでいる人には少し難しいかもしれません。そんな時は周りの家との関係を調べて窓の位置を想定し、景色として入って来るものが問題なければそこに設置、と環境に気をくばれば対処できるかもしれません。

庭と繋ぐ

庭はいつも住居とは違う役割を果たします。お茶を飲んだり、草花を眺めたり、ガーデニングをしたりいつも癒しの場、として存在しています。小さな自然を庭に作っているのかもしれません。せっかく家の中を解放的にしているのにそんな庭が独立しすぎているともったいないですよね。そんな癒しの場とこの多目的な空間を繋げる工夫をしましょう。すると大きな窓との相乗効果で家の中で一層広さと開放感が増し豊かなスペースとなります。

部屋の仕切りをなくす

部屋のサイズによって用途が限られてしまう場合があります。例えば人が数人ほどしか入れない部屋でパーティと開くということは難しいと思います。この家具 も印象的な広々とした空間は栃木県の長谷川拓也建築デザインが手がけられました。しきりを作ることでこの部屋はこれ。この部屋はこう。と決めることができ ますが、多目的な空間を作る時にはなるべく仕切りがない方が自由度高くて理想的です。

食事の場として

食事は1日の中でとても大事な習慣です。食事自体の内容も大事ですが、例えば山の上で食べるご飯はなんでも美味しく感じるのと同じように環境もとても左右します。食事の場として使う場合、また大きな窓がある空間はまるで眺望のいい解放的なレストランにいるかのような雰囲気に。太陽の光とともに食べる朝食、陽が沈んだ時の夕食などきっと記憶に残る食事の風景となることでしょう。

キッチンとして

キッチンとして使う場合はどのようになるでしょうか。野菜を切ったり、小麦粉を練ったりと体を使う下準備などがしやすいかもしれません。キッチンから離れて広い場所で料理を作るとなると今まで作ったことのない凝った料理に挑戦したりすることができます。友人を沢山呼んで、パーティをしつつ入れ替わり料理を作ってその場でサーブしていく。なんてとてもゆったりとした生活ができますね。

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