ビンテージ家具が似合う真っ白な平屋建ての住宅

016小諸 I さんの家, atelier137 ARCHITECTURAL DESIGN OFFICE atelier137 ARCHITECTURAL DESIGN OFFICE モダンな 家
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長野県の田園風景の広がる敷地に計画された住宅を紹介します。手がけたのは東京のオフィス、ATELIER137。地方独特の建築規制なども考慮しつつクライアントの要望をきちんと叶えたスタイリッシュな住まいで、大きな開口とお洒落なビンテージ家具が印象的です。

大きな開口が印象的な外観

真っ白な箱型の平屋建ての佇まいがひと際目立ちます。自然の風景が広がる恵まれた環境にあるこの地は、冬はかなり寒くなるので意匠だけでなく住性能にもこだわった快適な住まいになっています。地元の建築規制により近隣環境を乱すような奇抜な建物もしくは箱型はNGとのこと。クライアントの理想とした住まいはシンプルな箱型の住宅。そのため屋根に勾配をつけたり、軒を張り出すことで厳しい条件をクリアして生まれたのがこの住まいです。

縁側のような軒下空間

南側に面した建物の長手方向に床から天井までの連続する開口を配置。真っ白な塗り壁に対して木製のフレームがアクセントになっています。屋根を張り出すことで生まれた軒下空間は、縁側のような陽のあたる心地良い場所。大きな開口を開ければコンクリート製のテラスを介して内外空間が緩やかに繋がります。

白 x ブラウンのスタイリッシュなインテリア

傾斜天井によって庭側に向って大きく開かれた大空間にLDKを収めています。白と茶を基調としたすっきりとしたインテリアが魅力的ですよね。どの場所にも天井までの大きな開口から日射しが差し込み、気持ち良さそうな住空間です。

実用的かつお洒落な薪ストーブ

とは言っても寒冷地なので暖房対策にも力を入れています。あるだけでお洒落な薪ストーブも空間の真ん中に配置。大きな開口のおかげで様々な植物が彩る庭、さらに既存の建築や奥に広がるのどかな田園風景を享受できる開放感溢れるリビングです。味わいのあるビンテージ家具が新築の家にも違和感なく馴染んでいます。薪ストーブを採用した平屋建ての住まいとして「薪ストーブとテラスのある山間の平屋建ての家」も参考になりそうです。是非ご覧ください。

包まれるような心地良い空間

またブラインドを下げると外の世界がシャットダウンされ住空間そのものを感じ、また繭の中にいるように包まれる感覚が生まれます。選び抜かれたデザイン性の高い家具や調度品が醸し出す心地良い住まい、田園地帯に建っているとは思えないくらいスタイリッシュですよね。

機能性も抜群のコンパクトなキッチン

キッチンはレンジフードも白で統一し、木製の建具を際立たせています。シンクとコンロを一列に並べたアイランド型のシンプルなキッチンはコンパクトながら使い勝手がとっても良さそうです。背後の木製の引き戸の中は収納スペース。引き戸なので調理中は開けっ放しで使えるのが便利ですよね。

スタイリッシュな和室

ダイニングキッチンの奥には小上がりのある和室を配置しています。こちらもダークブラウンの建具を採用し、人気の琉球畳と共にモダンな雰囲気のタタミスペースを構成しています。普段は引き戸を開けたままにしてLDKと一体的に使うことができ、閉めれば独立した居室に。多様性に富んだモダンな和室、是非取り入れてみてはいかがでしょう。

好きなモノに囲まれて暮らしたい

書斎にもお気に入りのビンテージ家具を選んでいます。北側にも軒を深く確保し、落ち着いた雰囲気の住まいを形成。モダンなながらタイムレスなデザインのこの住まい、ふんだんに使った木の素材が時が経つとともに味わいを増していき、時代を越えて今なお愛用されるビンテージ家具にもさらに馴染んでいくのではないでしょうか。

【平屋については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 平屋の魅力まとめ6選  

※ 平屋と2階建て、どちらを選ぶ?  

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