​ウィンターブルーと戦う室内コーディネートは?

A.Imamura A.Imamura
Kofunaki House, ALTS DESIGN OFFICE ALTS DESIGN OFFICE オリジナルスタイルの 玄関&廊下&階段
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「なんだか最近憂鬱な気分。体もだるい、疲れやすい・・・」 そう感じている人は、もしかしたらウィンターブルー(季節性情動障害)かもしれません。ウインターブルー(冬季うつ病)と言われる一過的なこの鬱は、放っておいても3月ごろに収まります。でも、やっぱり少しでも冬を楽しく過ごしたい、でも外は寒いし、外に出るのは億劫。結局家で過ごす時間が多くなるそんな冬の時期をウィンターブルーなしで楽しく乗り切る室内コーディネートのおすすめをご紹介します。

間接照明の位置

間接照明の位置はどこにありますか?寝室には少し暗めの間接照明がおすすめですが、同時に間接照明の位置にも工夫してみましょう。例えば写真の様にシーリングライトをいつもより少し低めの設置すると、部屋全体を落ち着いた印象に変えることができます。ウィンターブルー時の寝室のコーディネートは、リラックスして安眠できる間接照明の効果を考えましょう。

ライトの色

ライトの色と明るさを見てみましょう。蛍光灯には、昼白色、昼光色、電球色と言われる三種類の色があります。ウィンターブルーには、やはり色温度の低い暖色系オレンジの照明がおすすめです。また最近では、光の色で健康をサポートするコンセプトから桜色のLEDライトが発売され、安眠やリラックス効果も期待できます。

LAMP/LAMP
プロジェクトLamp/Lamp, Photo by Kosho Tsuboi

居心地の良いファブリック

ソファにかけるファブリックやクッションのカバーの色を暖色系で温かみのある素材に変えてみましょう。無難な色のソファーには、同色系のクッションカバーではなく、敢えてビビッドな色を選んでみましょう。例えば、グレーのソファーにはビビッドな黄色や赤など。また、暖色系や柄の入ったブランケットをソファーに置いてみると部屋の印象が変わりますね。インテリアカラーコーディネートはファッション同様に印象を変えることができます。ウィンターブルーの時は、思い切ったカラー室内コーディネートをしてみましょう。

ユカMANIAのリノベーション

香り

香りには、直接大脳辺縁系に結びつき人の記憶や感情を作用する力があると言われています。ウィンタブルーの憂鬱な時は、香りのコーディネートも欠かせません。シナモンやバニラ系の落ち着きのあるキャンドルで室内を照らし、リラックスできる空間を演出しましょう。また入浴時にキャンドルを使うのもおすすめです。火を使うのに抵抗のある人には、入浴剤や石鹸で香りをコーディネートして楽しむという手がありますね。

Photography by VALLONE GmbH

動物で癒し

bambi chair / sheep chair / cow chair, kamina&C kamina&C オリジナルデザインの 子供部屋 机&椅子

動物の癒し効果は、心理学的で高い評価を受けています。直接触れ合わなくても、動画や写真を眺めているだけでもそれなりに癒しの効果があるらしいと言われています。ただの道具としてではなく、いつまでも愛でて欲しいという願いを込めてかわいい動物をモチーフしてデザインされたkamina&Cのbambi chair / sheep chair / cow chairは、生活空間をほのぼのとした雰囲気に変えてくれます。子供だけではなく、大人も腰掛けるよう強度デザインがされているところも嬉しいです。

観葉植物

自然と共に生きるということを見つめ直し住まいをリノベーションしたALTS DESIGN OFFICEの例を見てみましょう。観葉植物は、天然の空気清浄機のような働きをすると言われています。リラックスや気分転換に、観葉植物で室内コーディネートをするのも効果的です。大き目の観葉植物を置くだけで部屋の印象もがらりと変わります。また植物の緑色は、目の疲れを柔らげたり、大脳皮質の働きを活性化するといわれています。「自然を感じ、四季を楽しむ」、この感覚があれば、ウィンターブルーも乗り切れますね。

Kofunaki House

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