開放感と壁面いっぱいの本棚が印象的な優しい木の住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
Wood stucco house, SSD建築士事務所株式会社 SSD建築士事務所株式会社 モダンデザインの リビング 無垢材 多色
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今回ご紹介するのは、優しい雰囲気にあふれた開放的で心地いい木造の家です。素材の息遣いまで感じられそうなナチュラルで快適な空間が広がっており、「木の住まいっていいな」と改めて感じることのできる魅力の詰まった家となっています。このプロジェクトを手掛けたのは、伝統的な木造住宅や自然素材にこだわった住まい作りを得意とし、愛知県を拠点に活動するSSD建築士事務所株式会社です。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう。

伝統的な景観になじむ外観

ロケーションは三重県。周囲には伝統的な家屋が立ち並ぶ地域に建っているというこの木造住宅は、その街並みの雰囲気に上手く馴染むような上品な佇まいをしています。住まいを囲う塀には、明るめの板材が使われナチュラルで柔らかい雰囲気。住まいの外壁には少し暗めのトーンの無垢材が使われており、全体的に自然素材の優しさがありながらも、落ち着きとメリハリが感じられる印象的な外観となっています。

素材の雰囲気を生かした作り

落ち着きのある雰囲気が素敵な無垢材の外壁と玄関のドア。シンプルにもかかわらず素材の風合いが美しいため、程よい品が感じられます。このように住まいのディテールを見てみてみると、素材にこだわって作られた住宅であることを強く感じさせますね。長く住んでいくことによって素材の深みもより増していくので、今後も楽しみです。

光が入る玄関ホール

こちらはエントランスホールです。玄関のドア周りに曇りガラスが効果的に使われていることによって、柔らかい光が玄関に入ってくるようになり、空間に優しい明るさが広がっています。床と天井は板張り、壁は漆喰というシンプルな作りですが、素材のナチュラルな雰囲気が十分に伝わってきます。

居心地のいいリビング

こちらは吹き抜けのリビングの様子です。階段の壁面は本棚が作り付けられているのが印象的。またリビングには薪ストーブを設置しており、冬の寒い季節も優しい暖かさが住まい全体に行き渡るようになっています。薪ストーブを使わない時期も、その存在感がインテリアの要素として機能しており、空間全体がとてもお洒落な雰囲気になりますね。大きな開口から明るさを取り込み、居心地抜群のリビングです。

本棚が印象的な階段

こちらは階段付近の様子です。壁側一方だけが固定されたステップと細い手すりからなるシンプルな階段は、開放感があり、まるで空中に浮いているような軽やかさが感じられる作り。広々とした吹き抜けの空間を邪魔しないさりげない存在感がお洒落ですね。その階段の壁面いっぱいに設けられた大容量の本棚も、デザインの一部のように存在しているのが印象的。これだけ収納スペースがあると、何を入れるか迷ってしまそうです。本や趣味の物を整理しておけるのはもちろんのこと、雑貨などの飾り棚としても利用出来ます。

開放感のある吹き抜け

こちらは2階の吹き抜け部分です。LDKが良く見渡せるようになっており、一体感のある空間となっています。高窓がたくさん設けられていることで、自然光が降り注ぐようになっているのも快適です。木材をはじめ自然素材に囲まれた空間は、そこにいるだけでリラックスできるので、毎日気持ち良く暮らせそうですね。そして2階部分まで届いている階段の壁面収納は、この2階から見てもやはり独特な存在感があります。

自然素材の心地よさがあふれる木造住宅について、いかがでしたか?コメントをお待ちしています!

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