大人の遊び場、そして人の集まる家

JUTO JUTO
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人が集まる家というのは、きっと多くの人が憧れるのではないでしょうか?人を招くには空間にゆとりがあったり、おもてなしをするための機能が必要だったりします。本日は兵庫県芦屋の小林恒建築研究所の手がけたアトリエとゲストハウス、そして増設された住宅で構成される施設を紹介したいと思います。

プライベートなプールがある住宅

六甲山の山麓に位置する770坪ほどの敷地に建つ3棟の建物。オーナーは世界的に活躍されるファッションデザイナーで主に週末にこの場所を訪れるということです。アトリエ及び住宅棟は陸屋根と大きな開口部をもつRC造。平面的でリジッドなコンクリートで構成される建物が周囲のイレギュラーな自然の中で引き立ちます。2棟の建物はお互いに内部空間で連結されており、施主はアイデアが浮かべば、住空間からすぐにアトリエへ移動して創作活動に打ち込むこともあるのでしょう。

絶景を臨むゲストハウス

敷地には地形に合わせて3つの建物が独立して建っています。中心に設けたプールを挟んでアトリエ&住宅棟の向かい側の三角屋根がゲストハウスです。ここではクリエイティブな仲間を始め、様々な分野の来客が集い、遊ぶという交流の場が繰り広げられるようです。気候や温度が下界とは大きく異なるこの山麓から眺める絶景もきっとここを訪れる理由のひとつかもしれませんね。

日の光が降り注ぐラウンジ

天井は張らずに吹き抜けにし、屋根まで開口部を設けることで室内は一層明るく広く設計されています。連続するナチュラルな垂木に対してスチールの柱と梁がアクセントになっています。四方に開かれる大きな開口部からはきっと四季折々の美しい眺望が臨めるのでは?時にはパーティーも開かれるのでしょう。多くの来客をもてなすのに十分な空間が白を基調としたタイル張りの床、ソファやテーブルでまとめられています。

借景のあるモダンなリビング空間

天井高いっぱいに設けられた開口部を開けると、まるで絵画のような外の景色が飛び込んできます。低めの家具によって外に向ける目線が下がり、非常に開放的でモダンなリビング空間でありながら日本間に座っているような落ち着いたリビングスペースです。ソリッドなタイルやコンクリートの壁と緑の木々が対照的でお互いを引き立てています。

白いファブリックでコーディネートされた部屋

こちらのリビング空間も床から天井までの高さの開口部がコーナーに設けられています。方立が空間の垂直軸をいっそう強調し、まっすぐに伸びた木々と呼応しています。前述のリビングルームのコンクリート壁とは異なり、壁は淡い色調で仕上げてあります。白を基調としてコーディネートされた家具やカーテンが柔らかな表情を作っています。

プライベートギャラリー

アトリエにあるこの細長い空間はプライベートギャラリーでしょうか。作品の飾ってあるコンクリートの内壁の反対側はやはり天井高いっぱいの開口部が室内全体に連続して設けられ、規則的に置かれたスツールと共に空間を水平方向に強調しています。室内全体がコンクリートの壁とタイルで構成されているため、公共空間または外空間のようです。きっとここを訪れる来客は芸術作品も鑑賞できるのでしょう。

自然と遊びともてなしの空間

建築行為とは建物の意匠や機能はもちろんですが、その周辺環境を同時に考慮することも含まれます。既存の樹木と建物の関係、日の入り方、眺望を最大限に獲得するなどたくさんの要素をとりまとめなければなりません。今回紹介した建築は2期にわたる工期を通してそういった要素がとてもうまくとりまとめられていると思います。自然を享受しつつ、仲間と語らい、楽しむ空間が実現した施設です。

写真:ナカサ&パートナーズ

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