扇翁: 充総合計画 一級建築士事務所が手掛けた家です。

狭小地に建てられたユニークな形態の家

JUTO JUTO
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今回ご紹介する住宅はもともと変形狭小地であり、さらに風致地区による法規制のため壁面後退を要求され、実質12坪ほどの建築可能面積になってしまった非常に厳しい敷地条件のもとに建てられました。 そんな限られた建築面積と複雑な敷地形態の中で充総合計画が手がけたこの住宅は、ユニークなフォルムと狭さを感じさせない豊かな住空間が特徴的。さっそく見てみましょう。

敷地の短所を逆手に取る

二方向を道路に挟まれ、さらに高低差まである敷地です。その変形敷地に計画されたのは扇形の住宅でその多角形の形状がもたらす「たまり」や「余白」のような空間が狭小地とは思えないほど豊かな住まいを演出しています。モノトーンの外観と木製ルーバーのベランダが印象的な佇まい。あえて外塀を設けずオープンなデザインにし、採光をたっぷり確保しています。

ちょっとした工夫がもたらす豊かな空間

異なる軸線を持つ建物が生む余白のようなスペース。ベランダの床面はちょうど玄関ポーチの庇として機能します。オリジナルで製作したミニマルでスタイリッシュな玄関ドアがかっこいいですよね。クールな印象になりがちなモノトーンの外観を温かみのある木製ルーバーのエレメントで和らげています。「公園の横のY字路に建つ家」も変形した高低差のある敷地に建てられた広がりを感じさせる住まいです。

玄関口に広さをもたらす和室

腰掛けを兼ねた玄関土間空間です。土地の高低差をうまく利用して変化に富んだ内部空間を作り出しています。そのまま畳の部屋へと続く和モダンなテイストの内部空間。和室を仕切る障子のデザインにもちょっとした工夫が見られる粋な住まいです。

狭くてもお洒落な住まい

和室から玄関を見たところです。 シンプルなモルタルの土間と黒い特注の玄関ドアといった無駄を削ぎ落としたデザインがお洒落ですよね。微妙に角度をもったそれぞれの空間が奥行きを強調し、実際よりも広く感じさせてくれます。

ラスティックな雰囲気のインテリア

2階を見てみましょう。まるで古民家のようにラスティックな雰囲気が溢れるワンフロア型のLDK。このフロアにも小上がり式のタタミスペースを配置。多目的に使える居室なので限られた面積の中での家づくりをする際には是非取り入れたい空間です。

視界が抜ける開口

深みのある色で塗装されたダイナミックな構造体が空間にアクセントをつけています。タタミスペースと面で揃えたキッチンゾーンも同様のダークな色調で統一しています。横長の窓が開放感と明るさをもたらしとても気持ちの良いキッチンが出来上がりました。面積の限られた住まいでは広がりを感じさせるためにオープンキッチンにすることも大事ですね。そのままベランダへと続き、眺望も望める開放感溢れる心地良いLDKです。

段差を生かした粋なアイデア

住まいをより豊かにするちょっとしたアイデアを紹介したいと思います。キッチンの配置されているところは床面が上がっています。その段差を利用してスリットを設け、実は下階に採光を送っているのです。下階が照明で照らされればその柔らかい光は間接照明のように上階を演出。

立体的な広がりをもたらすロフト

さらにLDKとつながるロフトも設けています。空間を緩やかに仕切る木格子は光の移ろいによって様々な陰影を室内にもたらし、表情豊かな空間を生み出します。多目的に使えるロフトはあると便利ですよね。限られた敷地、建築面積でもこんなに豊かで広がりを感じさせる住宅が可能なんです。おまけにスタイリッシュ。是非皆さんの家づくりの参考にしてくださいね。

小さくても豊かで快適な住空間ができるんですね。是非皆さんの意見も聞かせてください!
FingerHaus GmbHが手掛けた家

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