景色も家族も繋ぎ合わせるスキップハウス

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近年、敷地の形状や家族の形態、空間の活用からスキップハウスを採用する住宅が増えつつあります。例えば丘陵地で自然に囲まれ、恵まれたロケーションの敷地に住まうならば、眺望の良い住宅を建てるほかありません。今回の住宅ではスキップフロアを最大限に活用された、田辺湾を取り込む大開口を持つ住宅です。一級建築士事務所シンクスタジオが提案したのはスキップフロアで繋ぐ家族の一体感と、気配を感じられる、田辺湾を贅沢に眺望できる住まいでした。

田辺湾を臨む、木々に包まれたベランダ

和歌山県中西部に位置する本住宅は,太平洋に臨む田辺湾の美しい紀南の風景を見る事が出来ます。この眺望を住宅に活かすべく、家族がそろって安らげる空間、キッチン・リビング・ダイニングを高い位置へ配置し、開口に合わせて細長いベランダが設けられました。リビングスペースから景色への視線はベランダを介して臨む事で、とても身近に感じる事が出来ます。

大開口のあるリビング・ダイニング

敷地の一階では木立が視界を遮る壁となって存分に景色を望むことが出来ませんでした。しかし、二階と一階の間の中階へリビング・ダイニングを設けたことにより、大きな開口と共に田辺湾の眺望を確保することが可能となりました。北側に位置する田辺湾によって、他の室と「く」の字型にスキップフロアで連続させ、南側に注ぐ日光を室から室へと繋ぐことで光が充分に行き渡ります。またリビング・ダイニングに高さを持たせたことにより、26帖という大空間の床下収納までも確保することが出来ました。

幅広の階段のある空間

リビング・ダイニングと他のフロアとを繋ぐ階段は一般的な階段幅より幅広サイズに設けられています。それは空間の中心にあり、座れば大開口を通して爽快な景色がぐっと見渡せる場所です。そして光、風や微かに香る太平洋のニオイは家の中を通り抜け、肌で感じることができるでしょう。お施主様の要望でもあった木の梁を見せた表し天井は、カラカラと回るシックなシーリングファンとのコンビネーションによって、ラフでスタイリッシュな空間となりました。

コントラストのある玄関

空間のテイストを決める大きな要素の一つでもある床仕上げ。本住宅の床仕上げはお施主様が好まれているというアカシアの木のフローリングが空間を彩ります。ここ玄関スペースではヘリンボーンフローリングが印象的で、落ち着きと上品さがあります。床そのものが来客の目を楽しませる装飾となり、建具と一体化した色調はコントラストの効いた空間になりました。

自然に囲まれた住宅

本住宅を遠目から望めば、澄み切った青い空と生い茂る木々の中にガルバリウム鋼板と杉板の外壁と、モダンな外観が覗きます。住宅のエッジが効いたフォルムと一面の大開口からは、まるで自然の中を覗き込むような「箱メガネ」のようです。自然を身近に感じて暮らすという事は日々様々な恩恵と学びをもたらしてくれる素晴らしい環境ではないでしょうか。

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