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夫婦の趣味が詰まった白いキューブ VORTEX CUBE

Emi M Emi M
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今回のクライアントは鉄道模型やプラモデルなどたくさんの趣味を持つご主人、フルート演奏など音楽好きの奥さまというご夫婦。敷地はJRの高架と公園に面している土地です。高架に面する敷地は騒音などの問題により避けられがちなイメージがありますが、クライアント夫婦にとってここは実際に鉄道が見える場所であり、周辺を気にせず楽器を演奏できるという願っても無い土地だったのです。そして「形態を極力シンプルにし、使用する素材を現しにすること」と「将来の変化に対応するべく、フレキシブルな空間とすること」を踏まえ建てられたのは真っ白い直方体の住宅。いったいどんな魅力が隠されているのでしょうか。それでは畠中 秀幸 × スタジオ・シンフォニカ有限会社が手がけた家をご紹介します!

機能ごとにスキップフロアで分けられた内部 

外観は、外壁からの熱損失を抑えるために表面積をできるだけ小さくした「白い直方体」となりました。それは正方形を基調とした空間構成にすることで、最小限の構造材のみで物理的な強度と安定を図ることが可能なため。そしてトップライトをもつ4本の柱で囲まれた「光の櫓」を中心にしながら、集いや就寝、さらには趣味のスペースなどの機能ごとに床(=スラブ)がスキップしながら旋廻する構成となっています。

ステージのような演奏スペース

リビングルームの先にある楽器が置かれたスペースはまるで特別に設えたステージのよう。スキップフロア構成が存分に生かされたデザインとなっています。音楽鑑賞には正面にあるソファが特等席ですが、それ以外にも階段に座ったり二階部分から眺めたりと訪れたゲストがそれぞれのスタイルで楽しむことができる開放的な間取りとなっており、ホームコンサートの企画が始動しているというのも頷ける魅力的な内部空間となっています。

素材の美しさを堪能する

構造材としての集成材や床の構造用合板は、すべて現し仕上げとしています。この現しは「コストを抑えるためだけでなく、素材そのものの力をストレートに伝える最も美しい仕上げである」という建築家の言葉、真偽は見ての通りですね。また、整然と並んだ細身の柱は視線を適度に遮りつつ光と空気を通す仕切りとして空間を柔かく分けると同時に、林の中にいるような心地良さを提供しています。吹抜けや高い位置の開口部、そして覗く公園の緑が眩しい。

ホームライブラリも

趣味の本がぎっしり詰まった本棚。ロフトへ掛けられた梯子で高い所も楽々。開口部は磨りガラスでプライバシーを確保しています。

機能性を高め、時間価値を生むフレキシブルさ

この住宅の大きな魅力のひとつが、変化に柔軟に対応できる住宅であるということ。たとえば寝室をいくつ作るかという従来の発想ではなく、大きな就寝のためのスペースを設け、そこを可動収納によって仕切っていくことで「子供がいつ生まれるか」など生活の様態の変化に対応できる仕様となっています。今の時点で必要か必要でないかを迷うものについては極力作らないことは、むしろ住宅の機能性を高めると同時に、時間価値を生み出す有効な手法である、と建築家は考えたのです。この白い直方体の家は機能性と可能性を含んだ住宅と言えるでしょう。

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