京町の家: TASS建築研究所が手掛けた家です。

homify360°:城下町に現われたパノラマウィンドウを持つ家

Emi M Emi M
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本日ご紹介するのは熊本市に建てられた「京町の家」です。ここは城下町風情が断片的に残る地方都市。敷地は歴史ある城郭や石垣、そして豊かな自然に囲まれた土地です。クライアントの要望は「周囲に開きつつプライバシーを確保すること」「将来的には店舗などへの転用も視野に入れること」などでした。手掛けたのはTASS建築研究所。どのような住宅になったのでしょうか、見ていきましょう。

不思議な印象を与える外観

建築家は、建物の全体構成としては将来の用途変更も想定し、ビルのようで店舗のよう、3層のようで2階建て、ブルータルのようで繊細というように、一見どのような建築かわからない風貌を意識してこの住宅を設計しました。”それは、大と小、過去と現在といった2つの境界に位置する不確定性の表現ということなのかもしれない”と建築家はいいます。ご覧のように、確かに外観を見ただけでは用途が判断し辛い建物です。では内部はどうなっているのでしょうか。見ていきましょう。

三角形が全ての基調

この住宅は三角形を基調とした構成となっています。敷地が三角形というわけでもないのになぜでしょうか。それは敷地のなかで得ることができる最大長である、対角線を長辺とする三角形を基調にすることで、都市的スケールと対峙するため。そして対角線以外では得ることができない幅なんと16.5mというパノラマウィンドウが可能となったのです。そこからはご覧のように城郭や緑を豊かに室内に取り込むことができます。

絵巻物を眺めるようなパノラマウィンドウ

床を持ち上げ視線を高くすると同時に、大きなテラスが道路の車や人といった近景を覆い隠すので、このようなパノラマ大開口部ながらプライバシーは確保されています。そして対角線上の窓面には存在感を放つ石垣や、季節ごとに彩りを変える豊かな自然環境がパノラマサイズに広がります。ひとつひとつはごく見慣れた日常風景のはずが、ここから眺めるそれはさながらドラマティックな一大絵巻のよう。それはこの建物が城郭に角度を振って構えていることにより、内部より見た風景がよりダイナミックに感じられるという効果のため。

三角形のワンルーム

キッチン、ダイニング、そしてリビングが一体化した三角形のワンルームでは遠近法が感じにくいことにより、風景やモノが主役となった独特のインテリアを形成します。三角形状のテラスと、同じく三角形状のリビング・ダイニングが対角線上で合わさることにより、内外がつながった矩形の大きな空間を獲得しています。室内からテラスを眺めれば、頂点へ向かって伸びていく二辺はどこまでも広がるような連続性と広がりを感じさせます。

表情のあるコンクリート外壁

外壁は強い印象を与えるコンクリート打放しとなっています。打放しといっても様々な仕上げがあり、こちらは薄く着色した撥水材が施してあるためわずかにウェットな質感となっています。これはコンクリートに表情を与える他、将来の外壁汚れを紛らすという実用的で経済的な効果もあります。

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