homify360°:定年後の人生を豊かに優しく生きるための家

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本日ご紹介するのは奈良県香芝市に拠点を置くムラカミマサヒコ一級建築士事務所が手掛けた「ホソナガハウス」です。名前の由来は、時を重ねると味わいが増す自然素材を使用した「ほそく」「ながい」住まいであるということから。クライアントは定年を迎えたご夫婦。夫婦の新たな人生を優しく包み込むこちらの住宅、さっそく見ていきましょう。

平屋建+二階建

この住宅は平屋部分と二階建て部分が合わさった構成となっています。なぜかと言うと道路側への圧迫感を減らすため。見た目に圧迫感の無い高さを抑えた平屋部分を道路に面して配置、そして写真左手に見える二階建部分を敷地奥に配置しました。こうした周辺環境と近隣住民への配慮はこの地域、この住宅で長い人生を過ごすクライアントへきっと良い結果をもたらすことでしょう。

自然素材が美しい趣のある外壁

外壁は平屋部はシラス(火山灰)の左官壁、二階建部分は吉野杉の鎧張りとなっており、それぞれの素材の味わいが生かされた仕上がりとなっています。吉野杉は天然成分のみで作られた木材保護材”ウッドロングエコ”を塗り仕上げられており、住み手にも自然環境にも優しい仕上げ。施工は熟練の大工が1人で全て張りあげたという職人技を堪能できる外壁となっています。

アプローチ

バリアフリーで手すり付きのアプローチは全ての人に優しいユニバーサルデザイン。その先にあるのは来客者専用の玄関です。建物を敷地と道路の境界から奥へずらし、アプローチを挟み右側に駐車スペース、左側に家庭菜園の庭を配置することで、塀を建てることなく道路からの視線を緩やかに遮っています。

ナチュラルで心地良い内部

床はパイン無垢フローリング、天井はラワン合板と上下共に木に包まれた気持ちよい空間です。この住宅は朝が早いクライアントのために建物を東向きに、朝日を取り込むよう計画されており、毎朝アラームで無理矢理起きるのではなく自然のリズムに乗っ取った健康的な生活が望めそうです。木製建具を全開放するとデッキから庭へと繋がっており、塀はありませんが奥まった位置なので道路からの視線は届かず、開放的ながらプライバシーも確保された心地良いスペースとなっています。庭の奥が家族玄関へのアプローチとなっており、リビングから家族の外出、帰宅が確認出来るというコミュニケーション機能も。

来客専用スペース

こちらは来客用玄関の内部。玄関は伝統的な美しさを感じさせる木製の格子戸となっており、外部の光を取り込むそれは内部に光と時間ごとに変化する情緒ある陰影をもたらしています。来客専用の玄関のため靴収納は設けずシンプルな設えで、同じように隣接する和室も茶室のようなミニマルな世界観、魅力を持った空間となっており、飾ることだけが美しいのではないと感じさせる印象的なゲストスペースとなっています。

FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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