壁に何かを取り付けることなく、彩りを持たせる場合に大活躍のニッチ。壁を凹ませることですっきりと、平坦な壁に変化が生まれます。ライティングやタイル、装飾によってデコレーションできるため、インテリアに広がりをもたらすことが可能です。個性的な彩りを持つ、今トレンドの11のニッチのアイデアをご紹介します!
ホールの、横長のニッチは水平ラインを際立たせます。広がりを持たせるために端から端まで空間を取ることで、シャープな印象を与えます。
3つの正方形のニッチを並べ、より装飾感を高めている配置です。奥面を別の色と素材で彩り、ライティングをすることで目を引くエレガントな空間が完成しています。
廊下や狭い部屋など、家具を置くには空間が足りない場合壁を凹ませることですっきりと納めることが可能です。装飾的な用途だけでなく、ニッチを利用して空間を有効的に使っているアイデアです。
部屋と部屋、スペースとスペースの間を壁によって仕切りたい場合、フラットな壁だけでは圧迫感が出てしまいます。ニッチや穴を開け、空間に抜けを作ることで視線が解放でき、圧迫感が軽減されます。
ほんの少しの空間でも、自分のお気に入りのものがあればハッピーになります。こちらはお部屋の中にホテルのようなミニバーを設けました。お酒好き、コレクション好きの方にはたまらないでしょう。
自分自身のコレクションスペースのためにニッチは利用できます。フィギュア、時計、本、コレクションのさまざまなアイテムのために家具を置くよりも、壁面を利用してめいっぱいのスペースを確保してみてはいかがでしょうか。
ベッドと一体になった壁面のニッチ。装飾や飾りものだけでなく、ベッドの存在感をより引き立てるために大きなニッチを利用しています。建築家と事前に家具などのコーディネートを考えておくと、よりスペシャルな空間を作ることが可能です。
間接照明を建築的に作りたい場合、照明器具を隠すためにニッチなどで建築化照明を設けることができます。飾り棚としてのニッチにはもちろん、モダンな部屋を演出するには間接照明は最適な設備のひとつです。
家具や棚だけでなく、壁面と同化してニッチのように見せたいとき、建築材料を使ってイミテーションの壁面を作ることもあります。こちらでは梁に使われる部材を壁面と同色にして、壁面収納のようなTVコーナーを作りました。ボリュームが欲しい時にはこうした手法で家具のように見せることができます。
棚を兼ねたニッチを持つ、キャビネットを空間に取り入れています。天井まである木目の美しいキャビネットは、まるでカフェのような雰囲気に。大きなカウンターを備えた家具のような存在感がモダンな空間のアクセントにもなります。