家に合うフェンス選びのコツ

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敷地の外周を囲うフェンスは防犯対策としてだけでなく、実は家の外観にも大きな影響を及ぼします。完璧な建物をデザインしたのに、フェンスが家のスタイルをまったく無視したものであったり、明らかにチープで質の悪いものであったりすると、外観全体の美的レベルが下がってしまいます。そこで本日は家に合うフェンス選びのコツをお届けします!

色々ある選択肢

ESTER SANCHEZ LASTRAが手掛けた庭
ESTER SANCHEZ LASTRA

Fachada principal

ESTER SANCHEZ LASTRA

フェンスはプライバシー確保や防犯、装飾性の追加など様々な機能を持っています。あなたが重視するのは何ですか?モダンやカントリー、和風… あなたの家のスタイルは何ですか?その家をどんな印象に見せたいですか?そして予算はどれくらいですか?これらをじっくり考えてみると、あなたが必要とするフェンスが見えてくるはずです。フェンスの主な素材とそれぞれの魅力を以下に紹介します!

木材

それぞれの庭の家 縦格子のファサード: 株式会社seki.designが手掛けた家です。
株式会社seki.design

それぞれの庭の家 縦格子のファサード

株式会社seki.design

自然を感じさせるナチュラルな木製フェンスは友好的で穏やかな印象を作ります。しかも木材の質感や色調に気をつければラスティックからモダンまで家のスタイルを問わず魅力的なフェンスとなります。昨今人気があるのは伝統的な和の美しさを感じさせる縦格子です。適度に外部からの視線を遮りつつ光や風は通し、規則正しく並んだ細い格子が美しい影を落とす様は、道行く人をはっとさせるような独特の静かな存在感があります。また、上下の間隔を少し空けて配置するルーバータイプも人気です。縦格子よりもプライバシー保護度が高く、隙間があるので通気性も良く、内部からも外部からも圧迫感を感じません。

木材は腐りにくく耐久性の高いハードウッドが良いでしょう。仕上げは紫外線対策のみで木材の色をそのまま生かしてもいいですし、濃い色で塗装すれば重厚感が生まれ、明るい色で塗装すれば北欧スタイルのような明るさと軽さが生まれるという、木材は様々なスタイルに適応できる素晴らしい素材です

金属

費用対効果に優れているのがアルミやスチールの金属製フェンスです。耐久性、経済性共に高く様々な加工が可能なので、とても幅広い選択肢があります。金属の質感を生かしたルーバータイプならスタイリッシュでシャープな印象を作ることができるので、モダンスタイルやミニマルスタイルの家に合います。細め&間隔広めの縦格子タイプならフェンスからゲート、ガレージ入り口までトータルにデザインして統一感のある外観作りが可能。ヨーロピアンスタイルを意識した洋風住宅には、装飾性の高い鋳物フェンスを設置するとさらにゴージャスで華やかな雰囲気を作ってくれます。

レンガ

カントリースタイルやラスティックスタイル、またはクラシックスタイルに良く合うのがレンガです。土を焼いて生成するレンガはその素朴な表情と豊かな色彩が魅力。素材自体の存在感は素朴でも、赤みのあるレンガは植生の緑ときれいなコントラストを作るので、樹木や花々と組み合わせると一気に明るく華やかな印象となります。アイアンのゲートと組み合わせて左右対称のエレガントなクラシックスタイルも作ることができますが、レンガの持つ個性ゆえ、お高くとまった感じにならないのがまた魅力的。経年変化して色が変わったり苔が生えたりしたとしても、アンティークな味わいとして楽しめるのがレンガの良さです。

​石材

石材で造った塀は重厚感と家をしっかりと守ってくれる堅牢さ、堂々とした佇まいが特徴です。そして選ぶ石や大きさによってラスティックでワイルドな雰囲気を演出することができます。写真のように小さなサイズを積み重ねたものは素朴でナチュラルな印象。日本でよく使用されている直線的に切り出した御影石や大谷石の塀は、より格式高い伝統を感じさせる重厚感があり、経年変化していく様は風格すら感じさせます。

生け垣

樹木を並べてきれいに刈り込み、塀としたのが生け垣です。一年を通して葉の落ちない常緑樹を使用するので、寒い冬期も生命力を感じさせる緑を楽しむことができます。庭を造るスペースが敷地になくても、この生け垣自体が樹木なので庭木の代わりになり、内側から見ても外側から見ても美しい景観を作ります。また、樹木は二酸化炭素を吸収し酸素を排出するので、大げさに言えば”空気清浄効果のある塀”と言えます。車の交通量の多い場所でこそ試して欲しい生け垣です。

フェンスあり?無し?

Bowles & Wyerが手掛けた庭
Bowles & Wyer

A country garden in the Cotswolds

Bowles & Wyer

そもそもフェンスがいるかいらないかはあなたの好みで決めるしかありません。ただ、視界に隣家が一切無いような広大な土地や、閉じられたファサードの場合はフェンスは不要でしょう。庭のデザインと組み合わせた背の低いフェンスなら、敷地の境界はキープして隣家と友好的な距離感を保てます。例え跨げてしまうような背の低いフェンスでも、あるのと無いのとでは見た目の上でも防犯上でも大きな差が生まれます。目的とスタイルに合ったフェンスを見つけて下さいね。

どのタイプがお好みですか?ぜひ感想を教えて下さい!
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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