homify360°: 海辺の暮らしを楽しめるモダンな木の家

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
ルーフバルコニーから富士山&江ノ島ビュー。進化し続ける葉山のスケルトンハウス, エンジョイワークス一級建築士事務所 エンジョイワークス一級建築士事務所 オリジナルデザインの ダイニング
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木の家と言えば、伝統的な日本家屋を想像するかもしれません。ですが最近では現代的な木の家も建てられています。そこでは木が現代的な住まいの空間を演出しているのです。今回紹介したいのも、そんな木の家。住宅の設計などを手がける会社エンジョイワークスは、他には無いような特別な家を建てました。建てられた家では木の暖かみを感じられる空間が生み出されています。

海辺に建つ家

今回家が建てられたのは神奈川県の葉山町。敷地は海岸沿いの住宅にあり、周りには多くの家が建ち並んでいます。それが位置するのは海まで歩いて僅か数分の場所。そこで考えられたのは、このような恵まれた立地を活かす家でした。もちろん立地を生かすだけでは十分ではありません。ここで生活を楽しめることも考える必要がありました。

木の素材感を感じさせる建物

家の外観は海岸沿いの住宅地では少し目立って見えるでしょう。木造2階建ての建物は箱型の形をしています。そんな建物の外壁を覆うのは木の板。窓以外の外壁部分は全て木の板で覆われており、建物は薄茶色に包まれています。また建物にはウッドデッキが取り付けられており、木の存在をさらに強く感じさせるでしょう。家の外観は木の素材感を感じさせる印象的なものになっています。

木の存在感を感じさせるフローリング

家の内部にも木を活かした空間が作られています。特徴となっているのはフローリング。1階には木の板がパッチワークのように様々なパターンで敷き詰められています。そのため通常では目立たない床が強い個性を感じさせてくれるでしょう。2階のフローリングに使われているのは特殊な素材。それは工事現場で使われる足場用の木の板を建築素材に加工したもので、新しい素材にない暖かさを持っています。家の中には存在感を感じさせる木の部材が多く使われており、木の持つ暖かさを感じることができるのです。

海を眺められる木のルーフバルコニー

住宅の屋上部分に設けられているのがルーフバルコニー。それは木の板を素材に作られており、ここでも木の存在を強く感じることができるでしょう。そんな場所から見えるのは家のすぐ近くにある海。周りには高い建物が無いため、屋上に設けた空間から海の景色を眺めることができます。ここでは家にいながらも潮風を感じ、海辺の町の落ち着いた雰囲気を感じることができるのです。

海辺の生活を楽しめる木の家

本住宅は多くの木が使われた建物になっています。印象的な外観や個性を感じさせるフローリングで特別な住まいの空間を生み出しています。ここで感じられるのは現代的な空間と暖かな雰囲気。それだけでなく立地を活かして作られたルーフバルコニーが海辺での楽しい暮らしを演出してくれます。このような特別な家では、伝統的な木の家ではできないような特別な暮らしが送れることでしょう。

写真:東涌宏和

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