家で求められるのは、どのような空間でしょうか。安らぎが感じられる場所だと考える人が多いかもしれません。もし家で落ち着くことがでなければ、仕事や学校での疲れが蓄積してしまい、生活が成り立たなくなってしまいます。そこで紹介したいのは落ち着いた生活を送れる家です。それを手がけたのは環境創作室杉。建てられた家「大井の平屋」では、ゆったりとした生活を送れるようになっています。
今回家が建てられたのは千葉県の柏市。敷地があるのは都市化を抑制することが考えられた市街化調整区域。そのため家の周りには多くの自然が残されており、魅力的な周辺環境になっています。もちろん、そんな場所には都会的な家など必要ないでしょう。自然に囲まれた場所に建つ家で考えられたのは都会の喧騒を忘れてゆったりと時間を過ごすこと。そのための工夫がされた家を建てることになりました。
木々などが植えられた緑の美しい敷地に建つのは木造平屋建ての家。そんな建物を遠くから眺めると片側が高くなった片流れの屋根が見えるでしょう。このような建物ですが、決して強い個性を感じさせるものではありません。高さや主張を抑えた建物の外観は、自然が多くの残された場所に相応しいものとなっています。
建物の内部に広がるのは、暖かな雰囲気を感じさせる空間です。それを演出するのは建物に使用された多くの木製の部材。美しいフローリングの床、力強さを感じさせる木の柱や梁などは、屋内を暖かな茶色で彩っています。そんな空間を満たすのは暖かな太陽の光です。大きなガラス窓が設けられており、多くの光を取り込むことができます。このように家の中には明るく暖かな空間が生み出されているのです。
木や自然光によって暖かさが感じられる家ですが、暖かさをより一層感じさせてくれるものがあります。その1つが薪ストーブ。それはエアコンとは違い、自然の力で家を暖めてくれます。また忘れていけないのはバスルーム。そこには大きな窓が設けられており、外に広がる美しい自然の風景を楽しむことができるのです。そのため自然の中で入浴するような気持ちにさせ、身体を暖めてくれるでしょう。
このような視覚的に、そして実際に暖かさを感じさせる家は、日々の疲れを忘れさせてくれるでしょう。もちろん、そんな空間では安らぎを感じ、ゆったりとした時間を過ごせるに違いありません。このような心地良さを感じさせる家では、都会ではできないような特別な生活を可能にしてくれるのです。
【平屋については、こちらの記事でも紹介しています】
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