中間色で作るリラックスリビングルーム

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House of Representation, Form / Koichi Kimura Architects Form / Koichi Kimura Architects モダンデザインの リビング
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グレーやベージュ、ライトブラウンといった中間色は人を落ち着かせ調和を感じさせる色です。今回はそんな中間色を効果的に使用したリビングルームを紹介します。スタイルを持ちつつ誰もがリラックスできるリビングルームを作ってみましょう。

コンクリート打ちっ放しのモダンリビング

こちらは北海道に建てられた建築家の自邸。北海道の厳しい自然環境にもうまく対応し快適な居住空間を持った家です。リビングルームはコンクリート打ちっ放しが印象的でモダンな空間。強い素材感を持つコンクリートはそのままでは冷たい印象を与えることもありますが、低い位置に設けられた大きな開口部によって豊かな自然と光を室内へと取り込み、温かい色味の照明を灯した落ち着くことのできる部屋となっています。

白からグレーへのレイヤー

滋賀県を拠点に活動するForm/KoichiKimuraArchitectsが手掛けた住宅。モダンスタイルの室内は石材や木材といった自然素材の質感が生かされ豊かな表情を見せてくれます。白からグレー、チャコールグレーへと変化していく色が重なり深みのある印象を与えるリビングルームとなっています。

DIYも取り入れたテナントビルのリノベーション

こちらは元々事務所や飲食店が入っていた築28年の鉄骨3階建 のテナントビルですが需要の落ち込みから住宅へとリノベーションされました。こちらのリビングルームは2階にあった元飲食店。窓がひとつしかなかったので薄暗く仕切り壁により窮屈な状態だったのを、南北2面接道の立地を活かし開口部を新規に設け、さらに天井や壁を解体することで開放的で風通しのよいLDKとなりました。スケルトンの天井、シートを剥がしただけのコンクリート土間、区画壁を解体して露出した階段など、削りだす設計とすることで既存のソースを生かした中古ならではのこなれたテイストが感じられる空間です。そんな部屋にはヴィンテージの家具やくたっとした質感のレザーソファがぴったり。

植生のあるリビングルーム

「家族の気配がわかるワンルームのような空間が欲しい」というクライアントからの要望に対して建築家は、6つの帯(おび)を層状に重ねて配置することによって用途に応じて緩やかに場が連続する空間を作りました。これらの帯にはデザインと一体化した開口が開けられており奥へ奥へと空間がつながっていきます。室内は白とグレーをベースにまとめられたミニマルなインテリアですがこちらのリビングスペースにはなんと植生が。天窓からの日光を燦々と浴びて枝を気持ちよく伸ばす木、家族で成長を見守りたいシンボルツリーです。

薪ストーブのある二世帯住宅

こちらは北海道に建つ家族8人の為の二世帯住宅。上下ではなく中庭を介して並んで建っているので適度な距離感が心地良い。子世帯のリビングルームはコンクリートの壁に温かみを感じさせる木材の天井と床の組み合わせがモダンな空間です。吹抜け部分に設置された薪ストーブと高く伸びるその煙突は効率良く住居全体を暖めてくれると同時に印象的なアイキャッチとしての機能も。

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