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書庫のある多機能住宅「大江の舎」

Kanako.K Kanako.K
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今の時代、駅前チェーン系ブックストア、大型書店、電子書籍など本を手に取れる機会は日常に溢れています。しかし文部科学省の現状調査によれば、様々な情報メディアの発達・普及によって「読書離れ」が指摘されているようです。知識の源ともいわれる本、これも立派な財産です。今回の住宅は御父様の2万冊にのぼる蔵書を、一部引き継がれたご息女様が住宅改築ともに書庫スペースを要望されました。本来、住宅改築は平屋の計画で進められていたなど、完成に至るまでにさまざまな課題がありましたが、ばん設計小材事務所によって混構造、書庫のある多機能住宅が生まれました。

壁面いっぱいの書庫

生活空間と分離させるため、書庫機能は二階へと計画されました。本が好きな方にはいても立ってもいられない空間です。細長い空間の長手二面の壁いっぱいに据えられた木製の本棚は図書館のようです。コンクリートボックスの構造を採用する事でひんやりとした雰囲気がありますが、小さめの開口と、床ガラスブロックから届く明かりで本の管理には欠かせない通気と直射日光を避けられる空間になっています。

多機能空間、土間+階段

二階同様の細長い玄関土間はギャラリー、ピアノ演奏が行えるホール等の多機能空間で、ここから直接二階の書庫に上がることができます。一階と二階を分けるガラスブロックが暗くなりがちな細長い間取りを上からも下からも光が繋がり閉塞感を緩やかに解放してくれます。

持ち味が異なる庭木が迎える南外観

住宅の外観は混構造の木造部が前面に迎える形で配置されています。通り行く人から見ると木造住宅にバランスよく植わった庭木が素敵な住宅です。しかし訪れた人だけが気付く、木造平屋の構成の中に二階建てのコンクリートボックスが中央を陣取っているという構造に。これには書籍の重量を考慮されていることもありますが、人の背骨の様に木造自体の耐震性も向上しています。

木漏れ日の玄関回り

日差しの強い日、散歩がてらこのギャラリーに訪れたならば、木漏れ日が表通りから入口へと涼しげに誘導してくれそうです。日陰のポーチに設置された長椅子は、かいた汗が涸れるまで休めます。ここで混構造であることに気づき、より一層内部への興味が増すことでしょう。

天井の高いモダンな広間

木造部とコンクリートボックスの接合部が見て取れる天井の高い空間。コンクリート面の広めの開口には木格子の目が美しい引き戸が据えつけられおり上品な印象を受けます。ギャラリー同様、コンクリートの質感は頑強ゆえに冷たさがありますが、素朴な木造住宅と一体となる事で柔らかさがうまれ、モダンで非日常をつくりだす豊かな空間となりました。

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