窓辺を美しく見せるには?

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トリミングルーム, 稲山貴則 建築設計事務所 稲山貴則 建築設計事務所 北欧スタイル 窓&ドア
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みなさんは家の中にお気に入りの場所というものがありますか?気持ちよくリラックスできる場所があると、嫌なことがあったりストレスがたまった時にも頼りになりますね。今回は「窓」に焦点を当てて、美しくコーディネートされた窓辺の空間をご紹介します。みなさんもお気に入りの場所を自宅の窓辺に作って、ゆったり幸せな時間を過ごしで見ませんか?

1.ベンチ

こちらのリビングには大きな窓に合わせて長いベンチが造り付けられました。外の風景がまるで舞台の背景のように窓枠の中に納まっていますね。ベンチに並べられた優しい色のクッションは、機能性だけでなく見た目の美しさを作る重要なポイントになっています。このように自分のお気に入りの場所を作っておくと、人を招いた時も自信をもって勧めることができますね。こちらの住宅の設計を手掛けたのはFAD建築事務所。大きくとった窓から見える自然を一年中楽しみながら暮らしていける、そんな豊かな家を作り上げました。

2.灯り

暗い夜道、家路の途中で窓から漏れる灯りに癒されたことはありませんか?真っ暗な空間に浮かぶオレンジや黄色の光は、こちらまで幸せになってきそうなほど温かさを感じます。家の中でも窓辺に灯りがともると昼間にはない演出効果が生まれます。写真は稲山貴則建築設計事務所が手掛けたマンションのリノベーションです。窓辺にはクライアント所有の照明器具と小さなテーブルを合わせ、バランスよくコーディネートされています。特にこれからの季節には窓辺の灯りだけをつけて、静かに長い夜を楽しむ・・・というのもいいかもしれませんね。

3.カーテン

カーテンは好き嫌いが大きく分かれるエレメントの一つではないでしょうか?洗濯するのも大変ですし、良いものを選ぼうとするとかなりの出費になります。でも部屋をトータルでコーディネートする場合カーテンの役割はとても重要になってきます。そこでまずは、ベーシックな色のカーテンを選ぶことをお勧めします。写真のようなカーテンであれば様々な窓辺のシーンにも調和します。そして、このドレープの美しさは、きっと部屋に品格と落ち着きをもたらしてくれることでしょう。

4.椅子

写真のようにお気に入りの椅子を一つだけ窓辺に置いてみましょう。ただそれだけで窓辺の美しさが際立ってきます。窓辺を美しく見せるのは、多くを飾ることではありません。引き算のテクニックを使って窓のある空間をコーディネートしてみましょう。寒い季節は尚のこと、静かな窓辺で外を眺めながらゆっくり過ぎていく時間を楽しんでみませんか?こちらの住宅を手掛けたのは一級建築士事務所アトリエ フーガ。家族の将来の様々な可能性を受け止められるよう、ゆったりとした空間に計画されています。

5.インテリア小物

外壁の厚みがあるヨーロッパの家の窓には写真のような奥行きのある窓台があります。そして、そこを使って観葉植物を置いたり、インテリア小物を飾ったりして楽しみます。特にクリスマスの時期になると、そこは外から見るとまるでショーウインドーのよう!各家庭の個性を出した飾りが道行く人を楽しませてくれます。窓台の奥行がない日本の住宅では、窓の前に小さなテーブルを置いてみたり、小さなものを組み合わせて飾ってみましょう。小さな観葉植物やフォトフレーム、素敵なガラスの置物なんかもキラキラして素敵な窓辺を作ってくれるかもしれません。

6.クリエイティブ

目隠しという機能を持たせながら窓をクリエイティブに飾った例がこちらです。黒い薄いパネルを切り抜き、窓枠に吊り下げています。もちろん、窓ガラスに直接貼る市販のフィルムを利用するのもいいですが、ちょっとクリエイティブにオリジナルのアートで窓をドレスアップしてあげるのも素敵です。

窓辺を美しく見せるアイデアは参考になりましたか?コメントをお待ちしています!

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