41坪と小さくても魅力的な家

外観は瓦屋根を含むとてもクラシックなフォルムです。明るい色の外壁と暗い色の瓦屋根はポーランドのとても古典的な住宅スタイル。そこにユニークさを追加しているのがポーチの植生です。丸いフォルムの可愛らしい植生が楽しくフレンドリーな雰囲気を作っています。正面は外壁を設けない代わりに、やや閉じられたファサードとなっています。

住宅裏手には、暖かい日差しをたっぷり浴びてリラックスできる庭があります。芝生と小さな植生、砂利と石で造られたシンプルな庭はコンパクトでも見通しが良く広々とした印象を与えます。小さな庭ではあまり植物を密集させず背の低い植生を選ぶと、スペースがより広く開放的に見えます。ゆったり寝そべることができるデッキチェアを二台置いて、日光浴や読書にぴったりなリラクゼーションエリアが完成！

リビングルームは中間色でまとめたスタイリッシュで温かみのあるお部屋です。ほんのりピンクがかったベージュが女性らしい柔らかで暖かな雰囲気を作り出しています。よく見るとストライプになっている壁や、大きなタイルの床など微妙に異なる色彩のグラデーションが美しいですね。大きなソファやオットマン、スタンドライトなどをダークグレー〜黒にすることで甘過ぎないスタイルを感じさせるインテリアとなりました。

キッチンは思わず料理をしたくなるような機能的かつおしゃれなインテリアです。たくさんの開口部から豊富な自然光が差し込み、白い光沢のある素材が使用されたキッチンに反射して、さらに広々と明るい雰囲気に満ちたスペースとなっています。十分な収納スペースで常に片付いたすっきりとした見た目を維持。木材のカウンターが温かみのあるアクセントとなっています。

こちらは赤ちゃんのための部屋。明るい色のフローリングと白で統一した家具、壁は一面のみ鮮やかなマゼンダで塗って、子供らしいポップで賑やかな印象を加えました。子供が大きくなったら好みの色で塗り替えるのもいいですね。キャビネットの横に設置した小さな飾り棚は、ベビー用品を収納したり家族の写真を飾ったりと、小さくても何かと使えるスペース。取り付けもDIYで簡単にできますよ。

ベッドルームは白とベージュでまとめたシンプルでもロマンチックなインテリアです。 温かみのあるフローリングと柔らかいファブリック、角度のある壁に反射する温かい光が、リラックスできる落ち着いた雰囲気を作り出しています。

窓のある明るく広いバスルームはシンプルモダンなスタイル。 ゆったりとしたサイズのバスタブに浸かれば心も身体も癒されますね。また観葉植物を置くことで自然を感じられるさらにリラックスできる空間に。注意することは植物は湿気と日陰を好む種類を選ぶこと。こちらのように大きな窓のあるバスルームではあまり心配ありませんが、窓のない小さなバスルームでは、室温も湿度も植物には過酷な環境となるので気を付けて下さいね。