屋根裏を活用したいのですが気を付けることは?

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最近は天井の高い居室として活用されることの多い屋根裏ですが、収納場所やロフトとして床面積に含まれないように計画することもできます。どちらにしても屋根の形が分かる独特な空間を楽しく活用すれば、室内にもっと広がりを感じることができます。では、上手に活用するには何に気を付けたらいいでしょうか?

1.誰のための空間に?

はしごで上る小さな部屋のロフト、なかなか利用価値が高そうです。でもこの屋根裏の形状を一番楽しんでくれるのは子供達ではないでしょうか?斜めになった天井のある空間は、小さい子供たちにとって使い勝手が悪いどころか秘密の隠れ家のようで思いきり楽しんでくれます。藤森大作建築設計事務所が手掛けたこちらのロフトに作られた子供部屋は、守られているという安心感があります。家に「スバコ」と名前が付けられた理由もよくわかりますね。そして、斜めになった壁は吹き抜け部分にせり出しているので、いつでも家族の声が届くようになっています。

2.天井

Atelier UOAが手掛けたリビング
Atelier UOA

Combles à Paris

Atelier UOA

天井の梁を見せたおしゃれな屋根裏住宅がこちら。フランスの建築家ATELIER UOAが手掛けたものです。屋根裏の構造を見せたことで部屋に素敵なアクセントが付きました。この梁の持つ雰囲気に合わせたインテリアも素敵です。ヨーロッパでは今でも集合住宅の屋根裏の住まいが人気ですが、難点は古い建物が多いのでエレベーターがないことです。でも、毎日長い階段を上り下りしてでもこんなおしゃれな部屋に住んでみたいですね。夏暑く、冬は寒い屋根裏ですので、天井の構造を見せたい場合は、断熱材に注意が必要です。

3.壁

こちらの写真は株式会社リオタデザインが手掛けた子供部屋です。壁の仕上げを天井まで延ばしたことで広々とした空間になりました。部屋の高さを生かし、壁からもう一つの箱がせり出したアイデアが、とても面白いですね。こちらの家は、随所に遊びの空間を設けてあり、ここで家族が楽しんで暮らしているのが簡単に想像できます。壁の素材は明るくシンプルなものがおすすめです。そして、天井と統一すると部屋が一段と開放的になります。

4.窓

Pientka - Faszination Natursteinが手掛けた壁&床
Pientka – Faszination Naturstein

Pientka – Faszination Naturstein www.adrianpientka.de

Pientka - Faszination Naturstein

屋根裏にはその形状を利用して、多くの場合写真のような天窓を設けます。太陽の方角によってはまぶしすぎることがあるので日よけをオプションで付けるといいでしょう。ここでは屋根裏にコンパクトなシャワー室を設けました。朝日が差し込む空間でシャワーを浴びるのも気持ちが良さそうですし、星を眺めながらというのも癒されそうですね。そして、大きな天窓を開ければ使用後の湿気をため込まずに済みます。

5.照明

K&K-HOUSE ロフト: M4建築設計室が手掛けた和室です。
M4建築設計室

K&K-HOUSE ロフト

M4建築設計室

こちらは屋根裏部分をロフトとして活用している例です。キッチン上部に設けられたこのロフトはシナ合板で仕上げられています。ナチュラルな空間が気持ちよさそうですね。窓際は下にあるキッチンから吹き抜けていて、窓からの明かりがロフト下の空間にまで行きわたります。ここでは壁につけた照明以外は天井に間接照明が設けられています。天井が低めになる屋根裏では、できるだけ天井照明をつけずに間接照明にしてみるとこのようにすっきりした空間になります。

6.家具

天井の高さが低くなる屋根裏では大人が立って作業するには圧迫感があります。でも座って作業するにはそれほど窮屈さを感じません。そこでワークスペースを屋根裏に作った例をご紹介しましょう。ここでは、ほとんどの時間を座って過ごすため広々としたワークデスクをレイアウトしました。天窓から入る太陽の光も仕事をするための快適な明るさを提供してくれます。縦には余裕がなくても家具で横の広がりを強調してあげると、空間が一段と使いやすくなります。

屋根裏を活用するための参考になりましたか?コメントをお待ちしています!
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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