こんな色の家具に合う壁の色は?

Manami Sakaguchi Manami Sakaguchi
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「壁と家具の色」は空間の大きな面積を占め、雰囲気を決定づけます。その二つの相性が良くなければ、まとまりのないデザインになってしまいます。そこで今回は相性の良い家具と壁の組み合わせを紹介したいと思います。

Bright wooden furniture(明るい色合いの木家具)に白と青の空間

メープル材等に代表される「明るい木目の家具」は 北欧、ナチュラル といった言葉のデザインに必須です。ロシアのインテリアデザイナーINT2ARCHITECTUREの手掛けたこの北欧デザインのベットルームのように「白」を基調とした空間に「青」の壁と「白木の木目」が目に美しい仕上がりになっています。キッチンなどの水回りを明るい色の木什器でまとめる場合は「白の磁器タイル(サブウェイタイル)」との相性も抜群です。

Dark wooden furniture(ダークブラウンの木家具)にグレーの空間

重厚感のある濃い茶色の木目を持った家具はオーセンティック、アジアンテイストの印象を持っています。書斎などにおいてヨーロピアンモダンといったシックなデザインを求めるならば壁も家具と似たような色調の木目の家具で覆ってしまうのがまとまりよく映画に出てくるようなデザインの書斎を実現出来るでしょう。一方YASUO TERUI ARCHITECTS INC.の手掛けたこの写真ではダークブラウンのローテーブルとソファが照明と相まって、コンクリート打ち放しの一見クールな現代的な空間に暖かみを生み出しています。

Metal furniture(金属製家具)とラスティックな壁

こちらはイタリアの作家・職人MARCELLO GAVIOLIが手掛けたバスタブの置かれたベットルームです。鏡面加工された金属の家具の魅力は金属自体の持つクールな印象と、周りの光、景色を見る角度によって違った反射をする所でしょう。そんな家具に合う壁の色はラスティック(素朴、田舎風)な「レンガ」「塗り壁」のような表情豊かな素材です。それらを反射した鏡面の家具はこれまた複雑でオンリーワンの表情をあなたにもたらせてくれることでしょう。

Steel furniture(鉄、鋼鉄製家具)と白の塗り壁

エキスパンドメタルの仕切りとにぶく光る椅子やテーブルの脚のくすんだステンレスが印象的なこの空間は東京の ゆくい堂株式会社 が手掛けました。黒いスチール製の家具を使う場合そのフォルムを最大限に活かす白の壁が空間にメリハリと鉄という素材の重たさを和らげてくれます。また黒皮塗装の鉄の素材は、明るめの木・コンクリといった素材と組み合わせる事でインダストリアルな雰囲気が楽しめます。

Shabby chic furniture(シャビーシックな家具)とスモーキーな壁

ドイツのデザイナーEGGER’S EINRICHTENの手掛けたこのベットルームは様々な「白」でまとめられていますがここで重要なのは単純に壁を白の綺麗な塗装で仕上げてしまうのではなく、くすんだ白のエイジング壁であることです。他にバスルームや洗面ルームをシャビーシックな家具と「緑」や「青」のスモーキーな壁とあわせるガウディのカサ・ミラのバスルーム的手法とも言える組み合わせもオススメですがあくまで重要なのはShabbyであるという意識です。

Black furniture (黒い家具)とダークブラウンの壁

大人の男の空間といったこのリビングを手掛けたのはイタリアの建築家VEMWORKS。重厚な黒革張りのソファはそれだけでラグジュアリーな空間を作る力のある家具です。その魅力をさらに増幅させる壁の色は「ブラウン系」で間違いありません。黒白でまとめるモードな空間もクールで素敵ですがそういったデザインには生活感を消す事が必要です。こと家という場所においてそれはかなりハードルの高い気配りが必要になりますが、ブラウンの壁にすることでカジュアルさが生まれ色んな色の生活用品がデザインの一部に見えてきます。レンガ調のブラウンのものであればその効果はひとしおです。

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