ウッドデッキのメリット・デメリットまとめ集

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ウッドデッキが持つ開放感や安らぎ感に魅せられる方も多いのではないでしょうか。それが生み出す空間性や機能性が私たちの心身とも癒してくれるのは、同様のかたちである日本の伝統的な住宅の縁側空間が長く好まれてきていることにつながるのかもしれません。そこで今回は、ウッドデッキのメリット・デメリットについてまとめて紹介していきたいと思います。これを読んで、こうした場所をうまく活かした住まいづくりに是非役立ててみて下さい!

メリット1:ウッドデッキの上で優雅に食事

ウッドデッキは室内と床のレベルがほぼ同じ高さで設けられることから、気軽に外に出やすくなり、キッチンが近くにあればウッドデッキ上で気持ちの良い外の空気の中で優雅に食事を取ることも簡単です。こちらのUZUが手掛けた住まいのように、室内と屋外を仕切る開口が大きく開けられることで、内と外のつながりもより強くなり、テラスが日常的な食事の場所となるだけでなく、大人数でのパーティーも広々と楽しむことができる場所となるでしょう。

写真:福澤昭嘉

メリット2:洗濯物干しも楽に

室内から段差なく移動できることから、洗濯物干しの最適な場所にもなります。庭にそうした場所を設けることもできるでしょうが、洗濯物を干す時にいつも室内と屋外を行き来したり、段差を上り下りすることは意外と負担になってしまいます。一戸建ての場合、たいていは一階に洗濯機置き場が設置されますが、そこから階段を上り下りすることなくスムーズにウッドデッキに移動できる点も魅力的な点です。

メリット3:子どもがのびのび遊べる場所

屋外で遊ばせたいけど、公園に連れていく時間がなかったり、ケガなどする不安があるかもしれません。そうした時でも、ウッドデッキであれば、目の届く場所で安心して遊ばせることができますし、また子どもものびのびと遊べる場所となります。こちらの住まいのように、中庭形式にすることでより安心感が生まれると同時に、どの部屋からでも子どもを見届けることが可能となります。中庭については、「知っておきたい中庭の6つのポイント!」も参考にしてみて下さい。

メリット4:室内の延長としてのくつろぎの場所

実際には屋外にあるウッドデッキですが、室内と段差がほとんどなくつながっていることで、屋外にありながら室内の延長としての1つの部屋のような快適なくつろぎの場所ともなってくれます。椅子やテーブルを出してきて、気持ちの良い青空の下で読書や昼寝を楽しめるなど、室内空間とも屋外空間とも言い難い、新しい場所を住まいにもたらしてくれるでしょう。

デメリット1:ウッドデッキのメンテナンス

屋外にあるウッドデッキは、常に強い日差しや雨に晒されることになります。そのため、何もしない状態だと数年で木材が朽ち始めてしまいます。用いる木材の種類にもよりますが、定期的な塗装をしっかりと行って、長く快適に使っていける場所としていきましょう。最近では、木粉とプラスチックを合わせて作られる樹脂製のデッキもあるので、デッキの素材選びの参考にしてみて下さい。

デメリット2:日々の手入れ

木材のデッキの場合、数年に一度の塗装による腐食防止だけでなく、日々の手入れも重要になってきます。砂や土をデッキブラシでこまめに掃き出したり、コケなどが生えてきた時もきちんと取り除いていきましょう。そうしたことを放置しておくと、砂や土の不朽菌よって木材が朽ちてしまう原因となってしまいます。ウッドデッキの設置場所としても、風通しがよく日の当たりの良い場所を選ぶことも長くそうした場所を快適に使うためには重要となります。

【ウッドデッキのように庭が身近に感じられる縁側については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 縁側とは?その魅力とタイプ別デザイン集

※ 濡れ縁?くれ縁?今人気の縁側を徹底解説!

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