homify 360°:都心の小さな家で感じられる光と風「OSH~4層の家~」

Kiyohide Hayasi Kiyohide Hayasi
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都心は土地が高価格であるため、広い土地を確保するのが簡単ではない。そのため多くの家が狭い土地に建てられている。今回紹介したいのも、そんな狭い土地に建てられた家。それは建築面積が僅か32.84㎡しかない。そんな厳しい条件の中で家を建てたのは余田正徳建築設計事務所。そこで建てられた家「OSH~4層の家~」は都心の小さな家でありながらも、心地良い空間を実現させている。

都心の住宅地に建つ家

今回家が建てられたのは東京都世田谷区。多くの家が建ち並ぶ都心の住宅地の一角に建てられている。周りには多くの建物が並び、本住宅の南北にも隣接する家が迫っている。だが幸運なことに西側にあるのは道路、そして東側にあるのは空き地だった。南北側は建物で空間が塞がれているが、東西側は塞がれてはいない。こうした土地の状況を活かすようにして建物は建てられることになった。

通りから室内が見えにくいプライバシーを考えた空間

木造3階建ての家の外観はシンプルなものになっている。建物西隣りの通り側から眺めると見えるのはガレージの入口と各階に設けられた小さな窓。窓越しに各階を繋ぐ階段部分が僅かに見える。それ以外に建物西側には窓がないため、リビングルームやキッチンといった生活空間は全く窺うことはできない。このような外観から本住宅が住人のプライバシーを考えたものであることがわかる。

光で満たされた明るい空間

家に入ると驚かされるのは建物内に広がる明るい空間。白色にまとめられた室内に自然光が射し込み、美しい空間を作り出している。このような光をもたらすのは階段。その上には天窓が設けられており、天井部分から光が注ぎ込んでいる。射し込む光はシンプルな形の階段をすり抜けて、上の階だけではなく下の階も明るくする。このような階段空間は光をもたらす吹き抜けといえるだろう。

風が通り抜ける階段

階段が果たすのは室内を明るくすることだけではない。階段部分には小さな窓が設けられているが、それは通りのある西側だけでなく東側にも設けられている。窓を開けると、階段には外の風が吹き込む。家の東西に広がる空間は建物で塞がれていないため風の通り抜けを可能にする。こうして本住宅では、窓が少なくても室内で光や風を感じることができるのだ。

4層の空間が可能にする収納空間

本住宅のもう1つの特徴は家の名前からわかるだろう。家の名前にあるのは4層の家。実は1階と2階部分の間には天井裏の空間がある。そのため3階建ての建物でありながら実際は4層となっており、そのうちの1層を収納に利用することができる。他にも玄関や他の空間に大きな収納スペースがあるため、小さな家ではあっても手狭さを感じることがないだろう。

光、風、広がりを感じられる家

都会の家となると簡単には大きな家を建てられない。また道路が家に迫るためプライバシーを守ることも簡単ではない。そこで本住宅ではプライバシーのために窓を減らし、天窓によって明るくしている。また建物の立地を利用した風の通り道を設けて、空気が澱まないようにしている。そして狭さを感じさせないように多くの収納空間を設けているのだ。このような本住宅では都心にあるにも関わらず、心地良い生活を送れるに違いない。

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