古材の特徴と魅力を徹底解剖!
元浅草の住居: 蘆田暢人建築設計事務所 ​Ashida Architect & Associatesが手掛けたリビングです。

古材の特徴と魅力を徹底解剖!

古材の特徴と魅力を徹底解剖!

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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古材の魅力が広く知られるようになるにつれて、古民家などで使われていた部材を積極的に再利用する住まいが多くみられるようになってきました。また、その使い方も魅力を十分に活かしながら古い材がもう一度うまく有効に利用されています。そこで今回は、古材の特徴と魅力について徹底解剖していきたいと思います。長い年月が生み出すその魅力を是非あなたの家に取り入れてみて下さい!

古材とは

古材と言っても、ただ古い木材という意味ではありません。古材と呼べるには、ある明確なラインがあります。戦前に建てられていた木造の建物には、その地の木材が使われ、その木材も時間をかけてゆっくりと乾燥されていました。しかし、戦後の大量の住宅供給に伴い、そこでは安い木材として多くの外国産のものが用いられ、それらは機械的に短時間で乾燥されていました。もちろん古材とは前者の方で、自然乾燥材であるがゆえの様々な魅力を持っています。次からはその魅力について見ていきましょう。

解体材の再利用

建物を解体した際に、そのまま廃棄されてしまう木材も少なくありません。ウッドチップなどとして加工され再利用されるものもありますが、古材として住宅の構造材や内装材として再利用することで、産業廃棄物となってしまう解体材を減らせることができます。まだ使えるものを捨ててしまうのではなく、積極的に活用することで、持続可能な社会に貢献することができます。

年々強度を増す木材

強制乾燥される木材は、短い時間で乾燥され、反りなどの狂いがほとんどなくなり、加工に適した木材となります。その反面、木材の強度は年々減少し、弾力性や木材の呼吸する働きも低下してしまい、調湿効果も比較的弱いものとなってしまいます。それに対して古材は、時間をかけて自然に乾燥されながら同時に強度を増していきます。ある研究によれば、樹齢100年で伐採された檜は、100年後まで引っ張り強度・圧縮強度が徐々に増していき、その後その強度がゆっくりと低下し、伐採から300年後にようやく伐採時と同じ強度までになるようです。

写真:Atsushi ISHIDA

経年変化による味わい深い素材感

そうした強度などの性能面だけでなく、長い年月が生み出す味わい深い古材の素材感も大きな魅力となるでしょう。新しい木材では傷や割れなどは欠点となってしまいますが、古材なら傷や割れなどもそれが持つ1つの歴史として模様のような価値あるものとなってきます。こちらの住まいでは、フローリングとして古材風にノコ目加工がなされている床材が用いられています。コストやインテリアのバランスを考慮して、こうした古材風の加工も検討してみるといいかもしれません。

写真:スタイル工房_stylekoubou

自然素材としての古材

シックハウス症候群や化学物質過敏症といった健康面に配慮したい方にとっては、自然素材としても古材は魅力的なものとなります。こちらの蘆田暢人建築設計事務所が手掛けたマンションの一室のリノベーションでは、リビングと寝室を仕切る目透かし壁にナラの古材が使用されています。それによって、光や風が2つの部屋に行き届きながら、健康的な室内空気の中で暮らしていくことができる住まいとなっています。自然素材については、「環境にも健康にもやさしい自然素材住宅のメリット・デメリット」も参考にしてみて下さい。

写真:繁田諭(Satoshi Shigeta)

個性的なデザイン

いわゆる古民家と呼ばれるもののほとんどは、その土地で採れる木材が使われているため、地域によって多様な樹種が用いられているのが見られます。そうした樹種の違いによる木目などのデザインだけでなく、こちらの住まいのように、個性的な形をした古材も見られることから、そうした材を住まいにうまく活かすことで、インテリアのワンポイント、あるいは住まいの中心となるような場を生み出すこともできるでしょう。

「古い」という良さもうまく住まいに取り入れてみて下さい!コメントをお待ちしています!
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