新鮮な空気を感じる部屋をつくるには?

Kawase Minori Kawase Minori
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家の中で過ごすことが長い人はもちろん,外で仕事をしていて帰ってくる人にとっても家の中が常に新鮮であると気持ちがいいですよね。逆に空気がどんよりとしていると気持ちもつられて重くなってしまうこともあります。「空気」という目に見えないところに気を配ることも心地のよい部屋を作るキーワードかもしれません。今回はそんな部屋の中を新鮮な空気でいっぱいにする6つのアイディアを紹介したいと思います。

1、ベランダを作る

新鮮な空気とは外(アウトドア)の空気とも言えます。ベランダはアパートやマンション住まいの人も一軒家の人にとっても一番気軽に外に出られる場所です。小さなイスを置いて、爽やかな風を感じてみたり、植木鉢に小さなガーデニングをほどこしてみたり、洗濯物を干す用具や洗剤を新しくして毎日の生活に喜びを感じたり。日常の生活から少しアウトドアで非日常な気分になれ、さらに手軽なのがベランダの魅了です。ベランダを魅力的にしていれば歩いている人からも注目されたりと家の中にいても外と中との関係が一気に深まります。

2、中庭

建物と建物の間にひっそりとある中庭、メインとなる庭とは違い控えめですが、もともと狭い土地をうまく利用することに長けた日本の家では、工夫により大きな庭と同じ魅力を発揮するかもしれません。建物という硬質な物質との間にある有機的な植物のコントラストにより生き物の力と自然の色の力がより際立って見えます。そのようにして際立って見える植物から新鮮な空気感を与えられ、目に見えない空気のサーキットを感じ気持ちもフレッシュになるのでしょう。

3、大きな窓

大きな窓は家の中にいてもまるで部屋の外にいるかのような開放感を与えてくれます。ここで紹介している眺望と空が見事に調和している窓は川口孝男建築設計事務所が手掛けられました。窓を開ければ空気の入れ替えも機能的に行え、まさに新鮮な空気を感じる部屋を作るには必須とも言えるでしょう。

4、風を循環させる

風の通り道を考え新鮮な空気を誘導することもひとつのアイディアです。湿気の多い日本では「風通し」ということが家においてとても重要です。そこで日本の代表的な障子と襖を使ってみましょう。スライド式の襖と障子は仕切り方により部屋の形を柔軟に変えることができ、風の通り道を作る際にとても便利なものです。風の道を研究し、細かく仕切った部屋で作ってみるもよし、大きいひとつの広い部屋を作りダイナミックにするもよしで臨機応変に活躍してくれます。

5、風を南から北へと取り込む

Kofunaki House: ALTS DESIGN OFFICEが手掛けた廊下 & 玄関です。
ALTS DESIGN OFFICE

Kofunaki House

ALTS DESIGN OFFICE

新鮮な空気の部屋作りのひとつに、人の行き来する玄関に気をつかうことも助けになるでしょう。一般的な住宅にいいとされる風は南から北へ吹く風と言われています。玄関と窓の関係を工夫すれば人が来るたびに、風が玄関から窓へと家の中を流れていってくれます。人を受け入れる場と同時に風も受け入れられるような玄関にしましょう。

6、循環のための構造を作る

吹抜けを見上げたところ: 大庭建築設計事務所が手掛けた和室です。
大庭建築設計事務所

吹抜けを見上げたところ

大庭建築設計事務所

最後にさらなる効果のために特別な装置をつけて風の通る構造を作ってみましょう。この東京都の大庭建築設計事務所の天井扇。吹き抜けの最上部に設置されており、通常人が通ることのなく空気が滞りがちな天井部に働きをかけ新しい空気と古い空気の代謝をよくします。これにより上から下へと、下から上へと流れる縦の空気の動きも作ることができ、家中の空気がバランスよくまた効率的に循環するでしょう。

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