DOMA: TAC一級建築士事務所が手掛けたキッチンです。

土間が作る豊かな時の流れる住まい

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本日紹介するのは、北海道札幌市に拠点を置き活動するTAC一級建築士事務所が手掛けた住宅「DOMA」です。印象的な外観と土間が作る特別な空間。自然の移ろいを目で、心で感じながら毎日を送ることができる住宅となっています。さっそく見ていきましょう。

外観

雪に覆われたモノトーンの大地に佇むのは、その景色から生まれたような建物。シンプルなボリュームは黒い外壁とメリハリのある開口部が印象的で、片流れの屋根に載せた真っ白い雪までもがその一部であるかのようです。建物南側のほぼ半分を占める開口部からは函館山が一望できるという、壮大な北海道の自然環境を日々の生活の中で感じることのできる住宅です。美しくも時に厳しい北国の自然環境に対して無闇に抗うのではなく、それを受け入れつつ寄り添い住民を守る、そんなこの住宅には静謐な雰囲気が漂っています。

エントランス

内部に入るとプロジェクト名の由来となった土間が東西に長く伸びています。遮るもの無く伸びる直線は遠近感を強め、奥行きをさらに深く空間を広く見せます。直線上にいくつか並べたダウンライトもよりその効果を強めています。エントランスの収納は光源を見せないコーブ照明を上下に設置してエレガントでムードのある仕上がりに。整然と並んだ柱も気品を感じさせます。

キッチン&ダイニング

こちらはキッチン&ダイニング。ここで印象的なのは、壁に設置するブラケット、三つ並べたペンダントライト、そしてアイランドキッチン下部というように効果的に設置された間接照明です。距離感を保ちつつ光を重ねていくことで空間に深みと表情が生まれます。まず調理の安全の為に作業台周りの明るさをしっかりと確保したら、その他は光源を隠し、壁や天井に向けて間接的に光が広がる照明を併用すると良いでしょう。

土間

土間が設置されたのは建物南側です。ガラスの大きな開口部に面し、反対側にはそれぞれ機能を持ついくつかの部屋が並んでいます。外部と内部をつなぐ土間が開口部に沿って設けられたことでその境界が曖昧となり、外部に設置する縁側ともまた違う、様々な可能性と余白を持つ空間が生まれました。また室内は、豊かな色と質感を持つフローリング、ナチュラルな木材の梁と柱、北側のハイサイドライトから差す優しい光が広がる勾配屋根など、素材そのものの美しさや移り変わる光を身近に感じることができる空間となっています。

バスルーム

バスルームは開口部も含めたゲオマティックな構成が印象的な空間です。バスタブは一辺が柔らかいカーブのあるデザインで、ゆったりと身体を預けながら開口部の先に広がる雄大な景色を楽しむことができます。壁の一面はブルーグレーの小さいサイズのタイルを使用して華美さを抑えた控えめな装飾に、床は土間のデザインにも通じるマットな質感の大きなタイルを使用することで、ゲオマティックなラインを強調しています。ここでも光と影が織りなす美しい陰影を感じることができます。

【土間については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 知っておきたい!いま流行りの土間のメリット・デメリット 

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