ご利用のブラウザーは古いバージョンです。
ہمارے گھر ڈیزائن کے ساتھ بہتر تجربہ حاصل کرنے کے لئے، براہ کرم مفت کے لئے دوسرے براؤزر ڈاؤن لوڈ کریں. صرف آئکن پر کلک کریں!
ご紹介するのは山里にある集落に離れとして建てられた小さな住宅。典型的な田舎の住宅に見られる増改築を重ねた住まいが地域を形成しています。このプロジェクトは母屋の横に元々あった倉庫を取り壊し、キッチン以外の機能が必要とされたコンパクトな住空間です。厳しい立地条件に導き出された独特なフォルムを持つ住宅は、丸山晴之建築事務所が手がけました。さっそく見てみましょう。
倉庫が取り壊されて現れた土地は狭小な上に変形、そして高低差といった特徴あるものでした。敷地形状を踏まえながら配置計画をした結果、平面的にも立体的にも多様性のあるユニークな形態が生まれました。それはご覧のとおり屋根の架かり方にも影響しています。道路側のファサードには程よい余白をもたらす杉のルーバーを張り、１階の角部分はポケットスペースも生まれました。他にもルーバーを取り入れた住宅には「木製ルーバーのダイナミックな佇まい」などがあります。
グリーンの落ち着いた金属製の外壁材が周囲の既存の建物や自然の風景にもすっと馴染んでいますね。ただ野暮ったくならないようにディテールにまでこわだっているそうです。母屋と繋がるコンクリートの通路と入り口廻りは、シンプルにまとめています。全体的に複雑な形態をしているので、納まりなど工夫しつつすっきりと仕上げっているほうがメンテナンスも楽ですよね。
北側の入り口を入ると斜めに振れた西側の壁に沿って階段が設置されています。１階は主に吹抜けのあるパブリックスペース。引き戸による間仕切りを開ければ空間全体が連続する開放感ある間取りとなっています。敷地形状によって生じた段差や軸の振れが豊かさをもたらし、コンパクトな敷地に建っているとは思えないくらい大らかな空間が生まれました。
階段を上がるとロフトスペースがあり、吹抜けを通して１階と緩やかに繋がります。北側に面したパブリックなスペースはその落ち着いた光で満たされると同時にロフトを介して入ってくる南の光によって明るさをプラスされ、時の変化によって様々な表情が見られそうですね。内装はライトグレーやベージュを基調とし、天井全体に架かる自然の色合いと質感の美しい杉垂木やウッドフロアを際立たせています。
建物全体にダイナミックな屋根構造をあえて見せた安定感と暖かみのある離れ。その２階はプライベートな空間を配置しています。引き戸を開ければ長手方向にも連続する一体感ある構成によってフレキシブルな使い方ができそうですね。
浴室の開口は木製のルーバーで囲われてプライバシーもしっかり確保されています。ルーバーの隙間から差し込む光が温泉のような落ち着いた入浴タイムを演出してくれます。全体を黒で統一、そして天井は木目の美しい板張りで仕上げた和の雰囲気溢れる浴室ですよね。
浴室のすぐ横は脱衣室でしょうか、打って変わってビビッドな配色の空間がメリハリをもたらします。変形の狭小地の特徴を最大限に生かすことで生まれた変化に富んだ豊かな住空間、参考になるアイデアは見つかりましたか？
